▼ 防 弾 少 年 団 の て ん し が あ ら わ れ た ！

▼ 39 ページ39

・

JK side









JK「A…」









.









探しても探しても見つからないA

もう泣きそうになりながら歩いていると暗い廊下に行き着いた



人通りがなくて本当にスタッフぐらいしか近寄らなさそうな所

倉庫とか資料室とかの標識がある部屋がずらっと並んでいる








Aがこんなとこに来るわけがない…

だけど、ここ以外もうないし……








俺は暗い廊下をキョロキョロ見回しながら歩く









JK「A、いるなら返事して？」









……返事なんか返ってくるわけないか

半ば諦めながら歩いていると倉庫2とかいた部屋から物音が聞こえた









JK「A？いるの？」









やっぱり気のせいだったのかな…









.









『………助けて…』









かすかに聞こえた声









JK「A？！」









ドアノブをガチャガチャとするも当然開くわけもなく

辺りを必死に見渡すと廊下の端に光るものを見つけた









JK「鍵…！！」









光るもの、鍵を拾い上げて焦る手で鍵穴に挿し込もうと試みる

早く、早く…！！


暗くてよく見えないし、手元が震えてるしなかなか鍵が入らない









ガチャ









JK「開いた！！！」









鍵がやっと開いて急いで部屋に飛び込んだ









.









.

▼ 40→←▼ 38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す