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ア母「じゃあ、無理しないでね？ちゃんと休むのよ？」
零？「うん…心配かけてごめん」
ア母「何かあったら電話するのよ？」
零？「うん」
お母さんはそう言ってドアを閉めた
私はお母さんを見送ってリビングに行った
机の上にはお母さんが作ってくれたご飯が置いてあったけどとても食べる気がしなかった
だからラップをして冷蔵庫に入れた
今はさっきみたいに混乱してない
でも何故か笑えない
頬が上がらない
何度試しても笑えない
試してるうちにもうどうでもよくなって
ベットの中に入った
そうして普通に起きた
ここに来てから変わらない朝
でも何かが違くて
その違和感をなんと言ったらいいのかわからなかった
私はその違和感を抱いたまま受話器を取って登録しといた電話番号を見つけて掛けた
「はい。○○○高校の○○です」
零？「すみません、△△先生に代わっていただけませんか？」
「はい。△△です。どうしました？」
零？「桜 零です。あの今日は体調がすぐれないので学校を休みます」
「ちゃんと休んでくださいね」
礼を言って電話を切る
今日はどうしても学校を休みたかった
さっき自分の名前を言った時違和感を感じた
それは私が今「零」ではないと言う事
今の私は不安定だ
このままあの人達にあったらまた「恐怖」に支配されてしまう…
せめて笑えるようになるまでは学校に行けない
あの学校にいるのは「零」だから
零はいつも笑ってる私だから
笑ってない私は零じゃない
だから今日は学校には行けない
明日にはきっと笑えるようになってるはずだから…
学校を休んだ事で今日1日空いた
何かしよう、何もしないのは勿体無い
そうやって私は何をするか考えていた
零？「どうしようか…」
そして本棚を整理する事を思いついた
そうと決まればすぐに行動した
一旦全ての本を取り出し
そしてどう並べるか考えながら自分の好きだった本を一冊一冊なんとなくめくって見ていた
そうやって見てるうちにそこらへんの本より大きめの本を見つけた
その本に手を伸ばし、それを開けてみた
そこには昔の自分の姿があった
生まれた時の写真や保育園の時のもの、小学生のも数枚あった
その中にはあの地獄のような場所だった中学生のものもあった
中学生のは集合写真や行事の時の写真などがあった
だけどどの写真を見ても懐かしみなどは湧かなかった
ただ色が付いている紙にしかみえなかった
ただ弱い私が写っているようにしか見えなかった
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choco milk(プロフ) - 素敵な物語、ありがとうございます！これからも頑張って下さい！更新された瞬間最速でみにいくので！ (2023年3月23日 12時) (
レス) id: 01d07cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 遅くなりましたが‥泣きました‼泣ける物語です✨更新よろしくお願いします🙇♀ (2022年8月12日 13時) (レス) @page40 id: d6360398c5 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 皆の声がそろった所とってもステキです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年3月25日 19時) (レス) id: e52252f038 (このIDを非表示/違反報告)
藤雨 - 更新待ってます。頑張ってください。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: b1acaa5d0c (このIDを非表示/違反報告)
jolin(プロフ) - ごましお @Project KZさん» ご期待くださいっ！！ (2019年5月13日 1時) (レス) id: ed35393462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる x他1人 | 作成日時：2018年6月25日 22時
