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最近では別に気持ちを伝える必要もないかななんて思っとる俺はダメなやつなんやろうか。
わざわざそんな当たり前のことを言わんでもこいつとは目線で大体の会話は出来るし、言葉を求めるほど女々しいやつでもないやろう。
どうせ男同士なんて生産性のない不毛な関係なんやから、一時の、曖昧な、これぐらいの関係性で丁度ええんやないのなんて考えてしまう俺は手足だけやなくて心まで冷たいんやろうか。
せやけどそれが自分の本心ではないことに薄々気づいとる。
ほんまは大橋のことを誰にも渡したくない、自分だけのものにしたい、ずっと一緒におりたいなんて感情が湧き上がってきとって、自分でもどうすればええのか分からんのや。
こいつを縛りたいわけやないし、子どもが好きなこいつにとって、俺との未来なんてないやろうし。
「...じょーくん、寝てもうた？」
ずっと黙っとった俺に大橋はそう尋ねてきた。
寝てへんよと返すと、大橋は俺から少し離れて体を起こした。何となく大事な話なんやろうかと悟って、俺も体を起こしてベッドに座った。
「...ずぅっと聞こうか聞かへんか迷っとったんやけどな、やっぱりはっきりさせたいなぁと思って」
どうやら今しがた俺がぼんやり考えとったことを大橋も考えとったらしい。
「丈くんはどういうつもりでいつも俺とこうやって時間を過ごしとるの？癒しを求めて？ご飯作ってもらいたいから？彼女の代わり？」
どれも間違いではないけれどどれも正解ではない。
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華翔(プロフ) - 続きすっごく楽しみです(о´∀`о)待ってますね♪ (2020年2月23日 6時) (
レス) id: e76e20cb49 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - いつも楽しくは意見させていただいております！続きが気になります！更新待ってます！ (2020年1月18日 3時) (レス) id: afac28c0cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru x他1人 | 作成日時：2019年11月12日 20時
