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「うん……それで、結局母さんも
廉の剣幕に負けて通院する、ってことで
手を打ったらしいんだけど。
たまに来なかったりして
電話掛けたこともあったみたい……」
「……うん」
彼女からだと思っていたあの電話……
近くで響くバイブ音が嫌だったけれど、
あれは私に対する警告だったのかもしれない。
「……俺、廉のこと知ってから
好きな人いるか、って聞いたことあったでしょ?」
「……うん。いない、って答えた」
強がって、自分の気持ちに蓋をして。
私は片想いさえ、上手く出来なかった。
「……そう、それで驚いたら
廉には他に彼女がいるって言うから、
あいつが嘘吐いてるんだって気づいた……」
「……どういうこと?」
「……あいつ、
A先生の気持ちに気づいてたんだよ……
だから、悲しませないように嘘吐いたんだ……」
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しぃたん(プロフ) - こんばんは。読ませて頂きました。まさかの最後結末だったので心臓鷲掴みからの号泣でした。。凄く儚く綺麗な素晴らしい作品でした。有難うございました。 (2021年3月30日 0時) (レス) id: 46bf8c1460 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - ほのぼのさんさん» はじめまして。ほのぼのさん、コメントありがとうございます!完結から1年以上たっている作品なので見つけて頂いて嬉しいです!単語帳に萌えを感じて作ったので感動して頂けて本望です! (2020年9月2日 15時) (レス) id: 9b6e1cc694 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼのさん(プロフ) - はじめまして。すごく奥深くて素敵な作品です。涙が止まりません。1つ1つの単語に積み重ねた時間や様々な想いが込められていてすごく胸がギュッとなりました。素晴らしい作品に出会えて本当に幸せです! (2020年9月1日 22時) (レス) id: b40a6701ed (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - しおりさん» 大好きだなんて、めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。これからもしおりさんに泣いていただけるように頑張ります!笑 (2020年3月11日 9時) (レス) id: 9b6e1cc694 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 主様!!!どんだけ私を泣かせたら気が済むんですか!(とんだ勘違い)主様のストーリーを読むと必ず涙を流してしまいます。主様の描かれるストーリーが大好きです。 (2020年3月10日 23時) (レス) id: b54a6cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜木 | 作成日時:2019年3月2日 15時