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全国模試の帰り道、
後ろから歩いて来た廉に話し掛けられた。
「難しかったなぁ……全然出来んかった。
A先生は?」
「……何で、先生呼びに戻したの?」
夏休み明けぐらいから
ずっと気になっていたことを聞いてみた。
「……特に意味はないけど。
やっぱ、いつも模試でも勝てへんし……さ?」
「本気出してないくせに」
最近の廉は平日も
たまにコーヒーショップに来なくて、
聞けば彼女と会っていた
なんて言ってきて、色んな意味で腹が立っていた。
それなのに、
「……本気、やけど」
と言う廉の瞳は少し潤んでいて、
ちょっとだけドキッとした。
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夜木(プロフ) - れんまるさん» ありがとうございます。愛・感謝です笑 (2019年3月2日 12時) (レス) id: bbfe081cd6 (このIDを非表示/違反報告)
れんまる(プロフ) - 更新お疲れ様です!夜木さんの作品好きで全部読ませていただきました(^^)今後の展開が楽しみです。これからも読ませていただきます! (2019年3月2日 12時) (レス) id: 2dddd4dbd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - あんぱんまんさん» ありがとうございます。頑張ります。 (2019年3月1日 21時) (レス) id: bbfe081cd6 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱんまん - 早く続きが読みたいです! (2019年3月1日 21時) (レス) id: c8796e2e4b (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - 頑張ってください!! (2019年2月28日 0時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜木 | 作成日時:2019年2月27日 17時