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「Aちゃん！腕！！」
『…やっぱり独りがいいと思う、宮田。仲間なんて私には重い』
「Aちゃん……」
「ははは！Queenも弱くなったもんだ」
「右は利き手だろう？もう終わりだよあんたら」
私の右手が使い物にならなくなったのを見て、嬉しそうに笑う。これじゃあどっちが悪か分からない。
ああ、もう、痛い。腕も心も。
『…はあ、人撃って楽しいのアンタら？』
「はあ？」
『愉快だから笑ってんじゃないの？』
「そりゃあ、目の敵を倒せるんだから」
『…残念、倒せないよ』
「は？」
左手で短剣を握り、一気に間合いを詰める。
驚き怯える顔を見て楽しいと思えるなら、暗殺者変わって欲しいくらいだよ。
心臓を突き刺そう。痛まないで、楽にいけるよ。
「Aちゃん！」
宮田の声に振り下ろす手が止まる。
「モットーはもうひとつあるんだ！愉快でいること、いつでも楽しく。そして殺さないこと、何者も」
『そんなこと言ってる場合じゃ』
「でも…！」
『……チッ』
この期に及んで何を宮田は何を言ってるの？貴方さっき殺されそうだったんだよ？
宮田の方を見るとお願い！と叫ばれた。
…はあ、やっぱりアホだ。万能暗殺者に何を言ってんだ。
暗殺って意味知らないの？
仕方なく怯える男の手を切りつける。
「ぐはっ….！」
『どう？殺せると思ってた奴に仕返される気分は』
「う、動くな！！」
「囲め！！！」
他4人の護衛は私を囲んだ。
あはは、モテモテだ。
「ははは、ど、どうだ。もう動けないだろ」
『ねえ、私が怖い？』
「……」
『私は怖いよ自分が。囲まれてても勝機しかない自分が』
ははって笑うと、護衛達はもっと顔を歪ませる。間合いを詰めて、2人の腕を切る。
『ほら！間合いを詰められて倒れた仲間を参考にしないと』
「くっそおおおおー！」
私の挑発に乗ったのか、残りの2人が私に発砲した。
パリン、という。ああ、私の短剣が欠けた。
「ひ、いひひ、どうだ！調子に乗るからだ！！」
「こ、これでもう、手出しは出来ない！」
生憎、手を切った後に彼らの銃を奥に蹴飛ばしてしまった。くそう。油断が隙を生むとか言われたからちゃんとやったのに。裏目に出た。
『…降参するよ』
「ふはははは…！！ざまぁみろ！」
手を最初に切られた男が叫ぶ。
あーあ、残念な男ってなんでこうも残念なんだろう。
『…なんてね、あ、そうだ。油断って隙を生むらしいよ？』
「は？」
『ほら！敵を欺くには味方から！でしょ？』
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ナナシ(プロフ) - ななさん» やばかったですか！笑 ありがとうございます！テスト頑張って下さい！ (2021年11月26日 0時) (
レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
なな - やばかった！テストが明日で終わるので、これを読むため頑張ります笑 (2021年11月25日 18時) (レス) @page50 id: 098f1a119e (このIDを非表示/違反報告)
なな - はい！楽しみにしています！！！ (2021年11月24日 6時) (レス) @page45 id: 098f1a119e (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - ななさん» 大きく展開が動きました…これからどうなるか、楽しみにしていてください♪ (2021年11月23日 19時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
なな - ちょっと泣きそうになりました、、、みっくんがどうなってしまうのか。。。 (2021年11月23日 14時) (レス) @page43 id: 098f1a119e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナシ | 作成日時：2021年11月10日 0時
