第16話 俺の知らない笑顔 ページ18
A「でも、俺こうやって二人きりの時だけ『アラン』さんって呼びたいです」
だって、これ以上……スティーブンさんの名を他の人が聞いていて欲しくない。
ｽﾃｨ「…分かった」
アランさんは笑って了承してくれた
A「えへへ、なんか危ない関係みたいじゃないっすか？」
と若干そうなりたいと思いながら冗談交じりで言ってみた
すると
ｽﾃｨ「…そうだな」
いつも見る笑顔よりとても内の底から微笑んでいるように見えた
A「え……アランs」
ｶﾞﾁｬ
ﾚｵ「ただいまでーす」
とザップを助けに行っていたレオとクラウスがドアを開け基地に入ってきた
開けるのをスティーブンさんは察しすぐ俺から離れた
ｽﾃｨ「おお、おかえり。」
いつものように振る舞うスティーブンさん
ｸﾗ「ただいま、スティーブン」
ｽﾃｨ「おかえり、クラウス。ザップは大丈夫だったか？？」
ﾚｵ「それが聞いてくださいよー！」
うーん、あのスティーブンさんの初めて見た笑顔はどういう意味なんだったんだろうか……
ーーーーーーーーーーー
K·K「んで！Aっちは！どういう人がタイプなの〜？」
A「スティーブンさん」←即答
今、眼帯姐さんにバーに連れてこられ恋話みたいなのをさせられている途中
K·K「ぐっ…そうじゃなくてぇ〜汗 もーなんであんな男なのよー？もうちょっと女にも興味持ちなさいよ」
と寄ってる眼帯姐さんに言われる
ｻﾞｯﾌﾟ「そうだぜぇ〜？男より女の方がいいじゃねぇかよ〜」
うわ、なんで白黒野郎がここにいる！？しかも寄ってるし！！
A「知らねぇよ…女ってめんどくせぇし…大体俺の外見しか見ねぇからさ
それに比べて、スティーブンさんは俺の事をきちんと内見っつーか俺のダメな所も、いい所も、全部、全部見てくれてるし…」
と真剣に言うと
K·K「……なんかAっち乙女みたいね」
A「え」
ｻﾞｯﾌﾟ「男が乙女みてぇってwwwww」
A「てめぇ、凍結させるぞゴラ」
ｻﾞｯﾌﾟ「あぁ！？やってみろやゴラァッ！」
K·K「ま、そんなAっちもいいと思うわよ？
頑張って？」
A「？う、うす」
そんで何故かそのあとは飲み合いになりモップを置いて金髪片目姐さんと一緒に帰った
ーーーーーーーー
なんかおかしいぞ？？
ん？？？？(混乱)
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作者名：氷咲花凛 | 作成日時：2018年1月19日 1時
