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赤「うわぁ………やっぱりデカいなぁ………」
数十分後。騎士に王宮まで連れてこられ、今、国王様が待つ部屋に向かってる。
そして、相も変わらずな王宮のデカさに若干、引いている。
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騎「ここでございます。」
俺の前を歩いていた騎士が、一際目立つ扉の前で止まった。
赤「ここに国王様が？」
騎「えぇ。それでは、私はこれで」
ありがとうございました、とお礼を言って騎士とは別れた。
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はぁ……めっちゃ緊張するわ…………
それでも、覚悟を決めて扉を2回、ノックした。
赤「失礼します。」
そう言って、重そうな扉の取っ手に手をかけた。
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作者名：藺嶺 | 作成日時：2017年9月27日 22時
