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神山side
しげは昨日の夜のミーティングから姿を消していた。
部屋に呼びに行ってもおらんくて、違和感を感じつつも、取り敢えず6人でミーティングを行ってその夜はお開きとなった。
次の日の朝、寝坊助ののんちゃんと流星も起きてきて、朝ごはんの支度も整った時間になってもしげは起きてこなかった。
部屋に起こしに行ってもベッドはもぬけの殻やった。
神「なぁ、しげおらんかったんやけど……」
中「はぁ？あいつどこいってん……」
神「とりあえずお嬢様起こしてくるな？」
しげの行方は未だわからないままやけど、ひとまずお嬢様を起こすために部屋へと向かう。
この時ちゃんとノックをしてドアを開ければよかったのに、いつも通りノックをせずにドアを開けてしまった。
目に飛び込んできたのはベッドの上でお嬢様に跨るしげの姿。
布団でよく見えなかったけれど、二人が裸であることは確認できてしまった。
見えなければまだマシだったのに……
急いでドアを閉め、お熱い二人の邪魔をしてしまったことを悔やむ。
てか、なんで俺がこんな罪悪感を感じなきゃいけないのか……
しげのせいや。なんやねんあいつ。
まぁ、とりあえずこれで二人とも起きてくれると思うしみんなの所へ戻る。
中「あれ？お嬢様は？」
一人で戻ってきた俺に不思議そうな顔をするみんな。
神「ああ、今しげと一緒に準備されてるわ〜」
………多分、やけど。
桐「しげ、お嬢様んとこおったんか〜」
藤「神ちゃん、顔赤ない？大丈夫？」
神「へ！？大丈夫やで？？」
ほんま気づかんでええとこ気づくやつやねんから……
みんなに指摘されてなんか俺めっちゃ肩身狭いやん……
全部しげのせいや。ほんまに。
なんやねんあいつ………
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作者名：杏樹 | 作成日時：2019年2月15日 17時
