. ページ24
中間side
小「はぁ……………」
桐「その気持ち悪いため息やめてや。」
小「やって……Aがあんな事言うなんて……」
お嬢様が死んじゃえばよかったとおっしゃった瞬間は本当に驚いて誰よりも辛そうな表情をしているお嬢様になんと言っていいのかわからなくて何もできなかった。
今までお嬢様のために最善を尽くして来たつもりだったのに逆にお嬢様を苦しめていたんだと思い知った。
週刊誌の報道の事をお嬢様に伝えるべきか否かはどれほど考えても答えは出てこない。
その時お嬢様の様子を見に行っていた神ちゃんが帰ってきた。
桐「神ちゃん……お嬢様は？」
その表情からいい知らせじゃないというのは安易に察知出来た。
神「声をかければ答えてくださるんやけど鍵は開けてもらえへんし、ご飯も要らないって言われてもうた………」
鍵はもちろんスペアがあるから開けようと思えばいつでも開けられるんやけど無理矢理開けるわけにもいかんしな。
しかもご飯の時間を大事にしていたお嬢様が要らないなんてかなりヤバイ状況やと思う。
小「Aっ……」
濱「のんすけ、お前が元気無くしてどうすんねん！辛いのはお嬢様の方やろ？のんすけは笑ってなあかんよ？」
のんちゃんはいつもの無駄にでかい体が嘘のように縮こまって今にも泣きそうになっている。
みんな何も言えなくて静まり返った雰囲気を引き裂くように電話がなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 529人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏樹(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます(＞人＜;)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年1月7日 13時) (
レス) id: ca6c40f50d (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - この作品大好きです。更新頑張って下さい!! (2019年1月6日 11時) (レス) id: 6e1b6406da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏樹 | 作成日時：2019年1月2日 22時
