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濱田side
あれから二日が経った。
叔母さんと会ってからお嬢様から笑顔が消えてしまった。
本人は笑ってるつもりなんやろうけど全然笑えてへんし、目の焦点が合ってない時がある。
それはお見舞いの間の数分しか会わないしげもわかっているらしい。
重「なぁ濱ちゃん、ちょっとだけええか?」
いつものようにお嬢様と無事一般病棟に移ったしげのお見舞いに訪れると珍しく声をかけられた。
不思議な顔をしているお嬢様を望と流星が連れて行ってくれて部屋には俺としげの二人っきりになった。
重「会社の債務整理は誰がやってるん?」
濱「淳太と俺でやってるで。会社の幹部はほとんど辞めていったからな……」
社長が捕まった事で会社の不正も公となり、関わっていた人たちはみな会社を辞めていってしまった。
濱「お嬢様にさせる訳にもいかんやろ……」
副社長によると、会社は将来的にお嬢様に任せると社長が言っていたらしく、大慌ての会社は元々の社長の仕事をお嬢様がするよう押し付けようとしてきた。
もちろん何も関係ないお嬢様にそんな事させられないから仕方なく俺と淳太が引き受けた。
もちろんお嬢様にこの事は一切伝えていない。
重「そっか……ありがとな……」
なんでしげがそんな事を聞いてきたのかさっぱりわからなくて戸惑ったけどそれも次の話題ですぐに忘れてしまった。
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杏樹(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます(>人<;)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2019年1月7日 13時) (レス) id: ca6c40f50d (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - この作品大好きです。更新頑張って下さい!! (2019年1月6日 11時) (レス) id: 6e1b6406da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏樹 | 作成日時:2019年1月2日 22時