酔っ払い ページ12
Kazuya.O
「ほらじょーくん！起きて！ベッド行って！」
深夜0時過ぎ。久々に飲みに行った彼が中々帰って来なくて寂しいなぁなんて思ってたら、ベロベロに酔いながら帰ってきて早々、玄関に仰向けに寝転び始めた。
「もーーー！じょーくん！！！起きて！！！」
「んーー、つれてってーー」
「もう、寝ぼけんとってよ…」
こんなベロベロに酔うまで飲んで、そんな楽しかったんかなぁ。なんてちょっともやもやする。
じょうくんの体を起こして腕を自分の肩に掛けながら立ちあげる。
こんな力抜けてたら、さすがに俺でも重いってぇ…。
「じょーくん、歩いてよ、重い〜…」
「重ないですーーー、はよーーー連れてけーー」
「もう…、」
なんとかじょうくんを歩かせてベッドに連れてく。
「お水持ってくるから起きとってね？寝たアカンよ？頭痛なるからね」
俺はじょうくんの奥さんかなぁ。
んん、奥さんにはなれんのか、なんて自爆しながら冷蔵庫へ。
「はい、じょーくん起きて、水飲んで、」
「……飲ませて。」
「えぇ、コップやから零れるって」
「はぁ…？」
呆れた顔をしながら当然のように 口でに決まってるやん なんて言う彼はほんまに怖い。
「ん、ほら。飲まして。」
さっきまでふらっふらで大の字に寝てた癖に
自分から起き上がって座り、ここ乗れと自分の膝を叩いてとろんとした目で見てくるじょうくんはせこい。
「…ん......」
水を含みながら膝に乗ってじょうくんの頬に手を添えて満更でもない自分が居るのも恥ずかしい。
どーせ次起きたときじょうくんは覚えてない、
なんてことをいいことに。
「…おいしい、？」
「ん、んまい。」
もっと、と唇を奪われる。
そんなんしたら、俺、変な気分になっちゃうのに、
「じょうくんっ、あかんって…」
「もう終わりたいん？」
「……んーんっ」
ベロベロに酔って、メラメラに燃えてるじょうくんもやっぱりかっこいいし、大好きや。
end
終わり
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Ｔ中２ - 面白かったです。 (2020年4月17日 6時) (
レス) id: 9741514c26 (このIDを非表示/違反報告)
華翔(プロフ) - 続きすっごく楽しみです(о´∀`о)待ってますね♪ (2020年2月23日 7時) (レス) id: e76e20cb49 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - リクエスト書いて下さってありがとうございました！とても良かったです！これからも頑張ってくださいね！ (2019年10月12日 16時) (レス) id: 585b53dded (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - あやさん» リクエストありがとうございました^^*あやさんの期待通りに書けたかは分かりませんがどうでしょうか？いつでもリクエストお待ちしてます！ (2019年10月11日 2時) (レス) id: 2b01810a73 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 書きにくかったら、Mさんの書きやすいシチュエーションで大丈夫です。これからも頑張ってください！ (2019年10月1日 6時) (レス) id: 585b53dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2019年9月26日 22時
