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「そんなことはさ、どうでもいいんだって。
それより豆ちゃん！本当に修学旅行行くの？やっぱやめない？危なくない？」
「危ないことないやろ」
「だって1週間だよ？！高校生が1週間も！長いって！」
「一昨年、Aさんたちも行ってたじゃないですか」
「それとこれとは別！
だって、あんなの……大青春イベントじゃん！
、、異国の地で見る新鮮な豆ちゃんにみんなが恋しちゃったらどうしよう、！？」
可哀想な目で私を見る呆れ顔の純喜。
もちろん私だって豆ちゃんの浮気は疑ってない。こんないい子に疑う余地もない。
でも、向こうは違うじゃない。
豆ちゃんと1週間も一緒にいたら好きにならないわけないし、
こんなかわいくてかっこいい男の子が近くにいたら恋に落ちるに決まってる、、！
「ほんまにこいつ、ずっとこんなこと言ってんねん。おまえらもなんとか言うたってや」
「、、そんな言うならAさんも着いていけばいいのに」
「……それじゃん。
それ名案じゃん！木全！
ねぇねぇ純喜、来週京都旅行行かない？」
「嫌やわ！なんでAと1週間も一緒におらなあかんねん」
「なんだよ、ケチだな河野め」
純喜にぶーぶー文句をたれてたら、隣から服の裾を引っ張られた。
「ダメです。Aさん、どういうつもりですか」
「えっ」
不満げな顔をして目を細めて睨んでくる豆ちゃん。
……ま、豆ちゃん？
いやいや、ダメですって言われても……。
なんにもないしどうにもならないから大丈夫なんだけどな。
「……大体、いつもガードが甘いんですよ。ゆるっゆる。
俺がいない間、浮気なんてしたら許さないですからね」
横から覗き込まれて、思わず息を飲む。
豆ちゃんの真剣な眼差しにやられそうになった。というより、もうとっくにやられてる。
えっと、これはもしかして。
「焼いてくれてるの？」
「、なんで嬉しそうなんですか」
「えへへ」
「笑って誤魔化さないでください」
「も〜かわいいなぁ豆ちゃん。アイス買ってきてあげる！」
私が席を立つと、
話逸さないで！僕も行きます！って財布を手にプリプリした顔で隣に並んできた。
俺、とか言ってた男の子はどこへいったんだろう。
さっきみたく急に大人びた顔をしてくる度に、内心いっつもドキドキしてることは豆ちゃんには教えてあげない。
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(次がラストです！)
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ツキコ(プロフ) - ななしさん» お返事が遅くなってしまいごめんなさい、、！コメントありがとうございます🥲リアリティ求めてたら書いててちょっと苦しくなりました笑 伝わったようで嬉しいです🙌更新がんばります〜！！ (2022年5月7日 21時) (
レス) id: f54c094325 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 純喜のやつ、リアルでやばいですね⋯お話好きです✨ご無理はせずに！更新楽しみにしています⋯🥰 (2022年3月30日 0時) (レス) @page31 id: 18bfafaa9d (このIDを非表示/違反報告)
ツキコ(プロフ) - はなさん» 外し忘れていました…！報告していただきありがとうございます！ (2022年1月17日 18時) (レス) id: f54c094325 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたっちゃってますよ……！ (2022年1月17日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツキコ | 作成日時：2022年1月16日 22時
