再評価テスト ページ9
翌日
朝食の為に食堂に向かっている途中で、一際目立つ銀髪を発見。
『蓮くん、おはよ』
「綾ちゃん！おはよう」
『昨日ぶりだね』
「やっと話せた〜」
『ね〜、えっと、隣の子は』
「大平祥生です。昨日のAさんのパフォーマンス、感動しました」
『ありがとう、祥生くん。よろしくね』
祥生くんは、可愛い。この顔でL○Hのダンサーやってたのとヒップホップ好きというギャップにやられた。
3人でそのまま食堂に向かう。
途中から寝坊したと言う初めましての聡くんと愛しの豆ちゃんも合流。寝癖付き豆ちゃん、うん、今日も可愛い。
寝癖を直していると、視線を感じた。
視線を辿ると、祥生くんが頭を撫でて欲しそうに此方を見ている。撫でる以外選択肢は無いよね。可愛い弟ゲットだぜ。
−−
祥生くん達と別れ、練習室で初めて講師の方から指導を受ける。
流石各分野で活躍されている先生達。的確に、効率よく教えていただいた。
昨日は同じAクラスでも豆ちゃんとしか話をしてなかったので、始めは緊張していたが他の練習生達が優しくて救われる。
特に、韓国組は積極的に私達を引っ張ってくれて心強い。実力も確かだしこういう人達がデビューメンバー入りしたら、きっと良いグループになるだろうな。
…逆にもし、今私に纏わり付いているこの男とデビューしたらどうしよう。
「Aちゃんは蓮くんと知り合いなの？」
『そうです』
「彼氏とか？」
『違います』
「じゃあ、俺にもチャンスあるね」
私自身、よくボディタッチが多いと言われるが、この佐藤景瑚という男はボディタッチとかそういうレベルじゃない。人のパーソナルスペースを侵害するのが上手い。
兎に角、顔が近いのだ。
顔面だけなら練習生の中で1番好きなのに。
『佐藤くん、もうすぐ休憩終わるので離れてもらえませんか？』
「え〜今度から景瑚って呼んでくれたら考えようかな」
『景瑚くん、離れてください』
「やっぱり、プラス敬語も無しにしてくれたら離そうかな」
『景瑚くん、離して』
しかも面倒臭い。
…ちょっと待って、私も志音君に同じ事言ったような。やっと景瑚くんが離れてくれたが自己嫌悪。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ま(プロフ) - タピオカまるさん» はじめまして^^そう言っていただけて光栄です。コメントありがとうございました。 (2020年11月29日 10時) (
レス) id: 765977c624 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカまる - 主人公ちゃんと練習生達の絡みがおもしろいです。更新待ってます。 (2020年11月28日 23時) (レス) id: de1f768db0 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - こんばんは^^コメントありがとうございます。期待に添えられるか分かりませんが、待っていただけると嬉しいです。 (2020年10月8日 22時) (レス) id: f485132e2c (このIDを非表示/違反報告)
ななし - こんばんは。前の話からずっと読んでます！これからどうなっていくのかワクワクです。頑張ってください。 (2020年10月8日 19時) (レス) id: 813b41aa33 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - amさん» こんにちは。嬉しいお言葉ありがとうございます！なるべく毎日更新できるように頑張っていきます。 (2020年10月3日 15時) (レス) id: 765977c624 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ま | 作成日時：2020年9月30日 0時
