帰宅 ページ3
夏「初めまして！隼人の姉の立花夏奈でーす！よろしくね！」
峯「はははじめまして、峯岸蓮です。よよ、よろしくお願いします」
『……月島Aです、よろしくお願いします』
夏「蓮もAもかわいい！ねぇ、あたしの連絡先…
立「ねーちゃん！！」
夏「ごめんごめん怒んないで！じゃあ勉強頑張ってねー！」
隼人のお姉さんは嵐のように登場して嵐のように去っていった。
立「…ごめん、今日は来んなって言っといたんだけど無理だった」
『…面白いお姉さんだね』
峯「英くんすごく好かれてるんだね」
国「………うん」
立「英ごめん」
国「大丈夫。もう慣れた……勉強やろ」
英の言葉で俺らはテキストに目線を戻した。
『う"ぅん……』
立「何で行き詰まってんの？」
『これ、なんでこれ…＋じゃなくて−になるの』
立「あーここ移項したからだね」
『あ、そうか』
立「中学生で習う内容だけど大丈夫か？笑」
『やめろ隼人。言うな』
国「よく青城合格したよね、A」
『Bでね』
立国「「あぁ……」」
Bで来たという事実に英と隼人は微妙な反応を見せる。
峯「僕もBだよ」
『英もBじゃないの』
国「俺はA」
『え、ほんと？』
国「ここで嘘つかないでしょ」
『うっわ……バレー上手いのに勉強もできるとか人じゃないでしょ』
国「そんな訳ないでしょ。いいから手動かしな」
『もう無理……』
意味のわからない数式だらけのテキストに俺の頭はパンク寸前だった。
もう少しでショートしてしまいそう。
峯「ここまで弱気なAくん初めて見たかも」
立「な。まじで勉強苦手なんだな」
『きらい…もう嫌だ……』
立「ボキャが低下してきてる笑」
峯「Aくんお菓子食べる？僕持ってきたよ」
国「甘やかすな蓮」
英のスパルタ指導により、勉強会は夕方まで行われた。
国「じゃ、おじゃましました」
『おじゃましました。…今日はありがと、隼人』
峯「おじゃましました」
立「おう！また来いよ」
隼人に玄関まで送ってもらい、俺は英と蓮と帰り道を歩いた。
途中で蓮と別れ、英と2人になる。
国「…これで悪い点とったら覚悟しときなよ」
『怖』
国「まぁ大丈夫だと思うけどね」
『……ならいいけど』
俺は不安な思いを募らせたまま帰宅した。
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イナ(プロフ) - とても感動しました…！更新頑張ってください！ (2023年2月6日 3時) (
レス) @page50 id: f459994667 (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん - 感動…(´；ω；｀) (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: 8b01e3cba4 (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - 宮 村 。さん» コメントありがとうございます!! 遅くなってしまうと思いますが是非最後まで見守って頂けると幸いです!! (2022年8月3日 14時) (レス) id: d20930fef4 (このIDを非表示/違反報告)
宮 村 。(プロフ) - 初コメ失礼致します！続編おめでとうございますー！更新頑張ってください！ (2022年8月3日 13時) (レス) @page3 id: e0cd2bb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN | 作成日時：2022年8月1日 10時
