影山飛雄？ ページ8
及「集合ーっ」
今日も一通り部活が終わり及川さんの合図で監督の周りに集合する。
入「今日も練習お疲れ様。急だが来週の火曜に烏野高校と練習試合を組んだ。烏野には今年1年で影山飛雄が入った」
金「影山…」
金田一がそう呟く。
誰だ…？
知り合いなのかな…あ、中学一緒とか。
でもそれにしては表情が暗すぎる。
入「影山をセッターとしてフルで出すこと、これが条件だ。1ゲームしかやらないから気合い入れていくように、以上」
及「ありがとうございました！」
「「「ありがとうございました！！」」」
…
『練習試合か…』
金「烏野って確か月島の兄ちゃんがいるとこだよな？」
『うん。あ、そうだ、聞きたいことあったんだけど』
金「おう」
『影山って誰？2人と同中の人？』
俺がその質問をした瞬間、2人の顔が強ばる。
国「…夏の大会、見に来てたんだよね？月島」
『うん』
国「俺たちが決勝で負けた原因って何だったと思う？」
『原因…？急になに』
国「いいから」
頭の中であの時の試合の様子を再生する。
確か北一にかなり横暴なセッターがいたような…。
傍で見てた蛍もため息をついていた。
『…セッターが無茶なトス上げまくってたから、かな』
金「やっぱ知らねー奴でもそう思うか」
『え？何が？』
国「そのセッターが影山飛雄。俺のトスに合わせろ、もっと速く跳べ、まるで王様」
金「俺らはもう二度と影山とバレーしたくない、そんくらい嫌なんだ」
…思い出した。
"北一にはコート上の王様がいる"
文面だけ聞けばそれくらい上手い人がいるように思うだろうが紐解くとそんな意味だったとは。
金「だから火曜はぜってー勝つ！」
そう言う金田一の目は本気だった。
『うん、勝とう』
俺も蛍に勝ちたい。
俺と蛍の初めての真っ向面からぶつかる対決が今幕をあげる。
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RIN(プロフ) - はくろーさん» コメントありがとうございます!! とても励みになります。当方学生の為、少々時間がかかってしまいますが待っててくださると幸いです!! (2022年6月29日 1時) (
レス) id: d20930fef4 (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - (名前)さん» ご指摘ありがとうございます!! ただいま漫画で確認したところセットカウントが2-0になっていました。自分はこの小説を書く際、漫画の設定を第一に考えてるので今回は修正しなくても大丈夫でしょうか...？ (2022年6月29日 1時) (レス) id: d20930fef4 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月27日 21時) (レス) id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 決勝は3セット先取だから3:0だと思います！ (2022年6月26日 18時) (レス) @page48 id: dc2b6c0f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN | 作成日時：2022年4月29日 16時
