プレッシャー発動 ページ13
その後も試合は続くが点差を開かせることができずむしろ9-10で青城が負けている。
完全にあの5番の速攻からこっちはペースを崩されている。
金田一も焦り気味だ。
金「くそっ」
岩「焦んなよ金田一。点差が開いてる訳じゃない、こっちの攻撃だってちゃんと決まってる。呑まれんな」
金「お、おす！」
さすが岩泉さん。
金田一は元に戻り試合を続けるもこっちが追い抜く事はできず14-16で青城がタイムアウトをとった。
矢「おい金田ー〜、話違うじゃねーかあの1年」
金「お、俺だってあんなの初めて見て…影山のあの無茶ぶりトスに合わせられるスパイカーがいるなんて…
入「それは違うな」
監督が言うには影山が5番のスパイクに合わせてるとのこと。
そんなこと常人に可能なのか…？
岩「こっちだって今出せるベストメンバーなんだ、プライド見せろよ」
「「「はいっ！！！」」」
ベストメンバー…そっか。
岩泉さんの言葉が胸に刺さりその後も俺らは奮闘するがとうとう烏野のセットポイントになってしまった。
まずい、ここを取られたら並んでしまう。
ここを取られたら……
岩「月島！」
『！』
ドンッ
5番のスパイクは俺の1歩前に落ちた。
『っ、あ』
ピーッ！
第2セット終了の笛がなる。
また…またやってしまった。
『す、すいません、俺…
岩「全部取れる奴なんていねぇ」
ベンチで即謝ると岩泉さんに遮られた。
『…はい』
岩「完璧主義、お前の悪い所だ。完璧な奴なんてこの世に1人もいねぇ。全部自分でやろうとすんな」
『はい…すいません』
岩「…よし、反省はここまでだ。次に繋げるぞ」
『はい』
金「んな泣きそうな顔すんなって」
ミーティングが終わり金田一と国見が近寄ってくる。
『…してない』
金「向こうの2番の言葉借りるわけじゃねーけどさ、迷惑かけて足引っ張ってもそれを補うのがチームなんだからいちいち自分のせいでとか考えてんなよ」
国「こういう時の月島マジで暗くてやだ」
俺は新チームでこんないい仲間を持ったんだな…。
プレッシャーのことだって試合前に岩泉さんに言われたのに情けない。
『…ごめん』
国「だから謝んのは…
『もう気にしない。その代わりどんどん迷惑かけるからカバー頼む』
金「！……おう！」
国「…うん」
悔しい思いを抱えながらもいよいよ最終セットが始まる。
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RIN(プロフ) - はくろーさん» コメントありがとうございます!! とても励みになります。当方学生の為、少々時間がかかってしまいますが待っててくださると幸いです!! (2022年6月29日 1時) (
レス) id: d20930fef4 (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - (名前)さん» ご指摘ありがとうございます!! ただいま漫画で確認したところセットカウントが2-0になっていました。自分はこの小説を書く際、漫画の設定を第一に考えてるので今回は修正しなくても大丈夫でしょうか...？ (2022年6月29日 1時) (レス) id: d20930fef4 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月27日 21時) (レス) id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 決勝は3セット先取だから3:0だと思います！ (2022年6月26日 18時) (レス) @page48 id: dc2b6c0f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN | 作成日時：2022年4月29日 16時
