親子7 ページ8
遊園地に行った翌日のこと、今日は浅沼と会う予定もなく、のんびり兄妹水入らずで過ごそうということになり、家でまったり過ごしていた。そんな時ガチャっと玄関の鍵が開いた。誰かと思い見てみると彼女らの母由美であった。A達と母は仲が悪いわけでもなく、すごく仲が言い訳でもなかった。
「ママ久しぶり!」
そう言ったAに母は
「昨日どこの誰と何してたの」
と少し怒っているような声で2人に問いかけてきた。
2人は反応に困ってしまった。父と会ってるなど言えずどうしたらいいか考えていたが母の声はだんだん怒鳴り声に変り
「昨日どこの誰と何してたのよ!」
と、2人に言った。
「パ、パパと会ってた...」
Aがハッキリそういうとパチンっ!乾いた音がリビングに響き渡った。母がAの頬を叩いたのだった。Aは叩かれた衝撃で倒れ涙目になりながら叩かれた頬を抑えて、母を見た。
「あいつとは会うなって言ったよね?ねぇ?」
そう言いながら怒鳴りまたAを叩こうとする。
すると、怒鳴った声が聞こえたのか一人の男が
「すみません〜」
と玄関から声をかけてきた。
Aも紫苑も直ぐに誰かわかった。
そう彼女らの父の浅沼だった。
「すみません〜お邪魔しますね」
そう言いながらリビングに入ってきて、3人の光景を見れば由美の腕を掴んだ。
「うちの娘に手を出さないでください」
そう、低く冷たい声で言った。
「誰のせいだと思ってるの?」
腕を振り払い睨みながら母が言うと、
「全部とは言わないけど8割がた君のせいだよね?勝手に男作ってでも、子供たちは俺に預けたくないって言って連れてって結局離れて暮らして、しまいには大切な娘を叩くって...親のする事じゃねーよ」
そうハッキリいいAに手を貸して立たせると、
「今日から、親権は俺のもんだ...」
と言い2人を連れて家を出てってしまった。
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2日も更新できずすみませんでした!
お気に入り登録もhit数もめちゃくちゃあって、感激です...!
これからもっと亀更新になってしまいますが1日1話を心掛けさせていただきます!!
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柊(プロフ) - かなとさん» すみません、忘れていました、ご忠告ありがとうございます (2019年3月28日 11時) (レス) id: a508f958c4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月28日 11時) (レス) id: 577c1d6381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 | 作成日時:2019年3月28日 11時