24話 ページ26
大森の居残りのせいで家に着く頃には辺りは暗くなってしまっていた
ガチャ
「ただいま 」
玄関の扉を閉めた時、明かりが付いて
「うわっ! 慶ちゃんか」
びっくりして振り向くとすごく怖い顔をした慶ちゃんが立っていて
慶一郎「A、今何時かわかってる?」
「えっと....8時40分」
慶一郎「遅いよ!」
他の3人も玄関に集まってきて
祐也「あ、Aおかえり!」
「ただいま」
慶一郎「なんでこんな時間になったの?」
祐也との会話を遮るように慶ちゃんは私に質問を投げかける
「大森先生に捕まって資料作る手伝いしてた」
慶一郎「なんで連絡してこないの?
ルールにもあるよね 遅くなる時は連絡入れるって」
「だって、まだそんな遅い時間じゃないって思ったし...」
中学の時とかは家に帰るのが8時をすぎるなんて当たり前
9時をすぎることだってあったから自分的にはそんなに遅いとは感じていなかった
慶一郎「充分おそいだろ!」
「え? もしかして門限とかあった? 」
貴久「いや、ないよ」
祐也「あったら俺とまっすー毎日罰ゲームだよ」
「門限ないならどうして?
祐也と貴久はいつも8時過ぎるけど、慶ちゃん何も言わないじゃん」
私は慶ちゃんが怒っている理由が分からなくて反抗する
慶一郎「どうしてって、Aは女だろ」
「男とか女とか関係ないでしょ」
慶一郎「関係あるだろ! 帰ってる途中に何かあったらどうすんだよ」
「そんなの私だって自分でなんとかできるよ」
「思い上がるなよ!」
「ルール破ったことは謝るけど、それ以外で怒られる意味がわかんない!」
慶一郎「...そう なら勝手にしろよ」
そう言い捨てて慶ちゃんは二階へ上がってしまった
ここに来てから初めての喧嘩がまさか慶ちゃんだなんて思ってもみなかった...
祐也「まあ、ルールのことはあやふやだったことだし今回はなしってことにするから」
シゲ「そうだな」
貴久「いつもはあんな怒ることないのにな」
シゲ「どうする?土日、小山と2人にして大丈夫か?」
「...え? シゲも土日いないの?」
シゲ「ああ、知り合いの所に行くつもりなんだけど、やめようか?」
「いや、いいよ 私の問題だし。 自分でなんとかする」
それから慶ちゃんは私と口を聞くことも無くなり、目が合ってもすぐそらすようになってしまった。
165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なっち - すみません2回送ってしまいました。 (2017年3月19日 16時) (レス) id: 7717c1c96b (このIDを非表示/違反報告)
なっち - こんにちは なっちです。 初めまして 私はナンパされて連れてかれるんだけど何とか間に合って慶ちゃんとかシゲに助けてもらうという話がいいです。 できればよろしくお願いします (2017年3月19日 16時) (レス) id: 7717c1c96b (このIDを非表示/違反報告)
なっち - こんにちは なっちです。 初めまして 私はナンパされて連れてかれるんだけど何とか間に合って慶ちゃんとかシゲに助けてもらうという話がいいです。 できればよろしくお願いします (2017年3月19日 16時) (レス) id: 7717c1c96b (このIDを非表示/違反報告)
ふみか - リクエストで、遠征などで他のメンバーがいない時に慶ちゃんとラブラブはいかがでしょうか? (2016年12月6日 1時) (レス) id: 26145130fb (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - みかさん» リクありがとうございます 誰に助けられるのがいいですか?? (2016年7月23日 12時) (レス) id: c7b4045668 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:華 | 作成日時:2016年5月4日 14時