僕の存在定義【ヴィランズ手下】

仲間が9人 ページ9

『やぁ、兄さん。久しぶりだね。』

エイトフット「...へぇ。俺と兄妹だってのは本当らしいな。」

『当り前じゃないか！まぁ、さっきの子には少し嘘をついてしまったけどね』

V「...どんな噓だい？」

V、目が笑ってないよ。

『アースラの手下ってことさ。あんな奴、もう僕のマスターじゃないよ。』

ジャック「じゃあ誰なの？」

言ってもいいかなぁ？
ま、いっか！

『ハハッ！モルガナ様さ！あの方は素晴らしい！人間になってしまった僕をアースラや兄さんの様に見捨てず、ずっと僕を見守ってくれた！』

エイトフット「じゃ、今のはマスターの命令か？」

『え。何言ってんの？僕の趣味に決まってんじゃん。』

マルフィ「...美しくないな。」

ナルシスト……きも。

V「わかっているな。生け捕りだぞ。」

全員「了解！」

一致団結ねぇ。

『…ふーん。トランプに鐘に鉤爪に毒林檎かぁ。』

ファージャ「な、なに言ってるんや！」

『君らの元の姿のことさ。さて……毒林檎。お前の右隣の奴を殴れ。』

バチッ！

エイトフット「！？う、ぐぅ。」

ジャック「何やってんだよ！腐れ林檎！」

アップル「か、体が言う通りに動かんのだ！」

『ハハッ！僕がモルガナ様に頂いた能力。それは意思のないものを思いのままにすること。毒林檎なんかに意思があるわけないよねぇ！』

エイトフット「てめぇ！きたねぇぞ！」

『汚い？そりゃそうだ。僕はヴィランだ。汚くて当然だ。』

面白いなぁ。この光景。

『あ、そうだ。スキャターちゃん。』

スキャター「な、何でしょう」

『君が僕のコレクションになってくれるならこんな事やめてあげるよ。安心して！僕は約束を守る方だから！』

スキャター「い、行きます！だから、もうやめてください！」

V「ダメだ！行ってはならない！」

『ククッ。さぁ、おいで。』

馬鹿な奴だ。ヴィランズが約束なんて守るわけないのに。

『じゃ、いっただっきまーす♡』

？？「そこまでだ。」







『........アンタは。』

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