【オリジナル】うさぎのおいしい食べ方

第八話 ページ9

「えぇ?家の前で沢山とれる？」

「ほら、種をまいたり、水をやったり。」

「わかった、畑をつくるんだな。」

「凄いじゃない。よくわかったわね。頭良い〜」

「いや、それほどでも〜…」



「じゃ､早速始めてね､これが人参の種で､これがキャベツの種。それから…」

「あ､あのさ、全部俺一人で?」

「決まってるじゃない。食べたいんでしょ。兎の肉。」



「よーし、やるか！最高の畑を作ってやるぜー!!」

狼牙は、朝日を背に、両手を上げて叫びました。

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