【オリジナル】うさぎのおいしい食べ方 (ページ6) - 小説

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第五話ページ6

「お、やっぱちゃんと待ってるぜ。
しかし何だな、餌が家で待っていてくれるってのも、嬉しいやら、申し訳ないやらで、ぐふふ…」
そんな事を呟きながらドアを開けると、
「よっ、持ってきたぜ。ほれ、どうだ」

ぽーんと人参を放り投げました。

「ああ、美味しい。この人参。この味最高よ、狼さん本当にありがとう。」

むしゃむしゃと勢いよく食べる紗南を見て、狼牙は
「ぐふふ、じゃ、食い終わった所でそろそろ…と」
狼牙が舌なめずりをすると、
「ぷっ、やあね。狼さんたら。」
紗南が吹き出しました。

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作者名：疾風みすと | 作成日時：2013年2月10日 18時