【オリジナル】うさぎのおいしい食べ方 (ページ12) - 小説

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第十一話ページ12

狼牙は目を丸くすると､思わず
にやーっと顔が歪みました。
「ぐふ､そうか。牛位になるのか。
それなら毎日毎日食べたって､当分ご馳走に困らないってわけだ。」

「そ､でも､途中で耳なんて食べちゃうと、それ以上大きくならないのよねーー。」

「なんだ。それならそうと、早くいってくれたらいいのに。
よーし、頑張って素晴らしい畑を作るぞー!!」

狼牙は､夕日を背に､両手を上げて叫びました。

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作者名：疾風みすと | 作成日時：2013年2月10日 18時