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黄side
あの日以来なんとなくみんな流星と気まずくなって、あんまり関わりに行こうとせん。
いつもならソファーでデカデカと寝てた流星が、端っこの机でヘッドフォンしてパソコン開いてる。
もちろん収録とか本番で変な雰囲気は出さへん。
でも楽屋で何ターンも続いてた会話が1.2ターンで終わるようになって、静まり返る楽屋に気まずくなってまた誰かが話して、、、
グループ結成してから一番ギクシャクしてるかも笑
重「、、、、、」
シゲはほんまに分かりやすいんよな。
ずっと流星の方みてしかめっ面してんねん笑
多分1番こういうギクシャクした関係が嫌な子やから、余計にストレスかかってんねやろな。
でも邪魔すんなって言われた手前話しかけていいんかわからんし、、、って感じやろ。
ここは俺がフォローしたるか!
中「しーげ、そんなぶっさいくな顔すんなよ笑大丈夫、今だけやから。みんなまだ悩んでるんよ、もうちょっとしたら自分の中で答えだして落ち着くよ」
重「うん、、、そうやな、ありがとう」
ヒーロー気質やし、変に責任感感じんかったらいいけど。
中「、ん?」
シゲの背中ポンポンしてたら、端の流星がこっちをジッと見てそのまま楽屋を出て行った。
流石にヘッドフォンしてたし、うるさいとかはないやろうけど。
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作者名:麗 | 作成日時:2024年1月21日 2時