検索窓
今日:19 hit、昨日:0 hit、合計:15,330 hit

05 ページ7

──もしかしたら、彼奴は警察官になりたいのかもしれない。

それに気づいたのは、とうの昔だが。
まあ、はっきりとしたのは、彼奴に付けている盗聴器でだが。



──『ヒロ、俺は……になり……い』

「…あんだって?」

──『そうか。じゃあ、俺と警察…になろう!』

あー、そういう事ね。ショック。
俺と同じ所まで引きずってやろうと思ったのに……。

まぁ、俺が彼奴の人生決めるのは、面白くないのは確かだ。

「へぇ……抗ってみろよ、糞餓鬼が……」

お前がどこまで出来るのか、見ててやる。
もちろん、上からな。

だから、その時は……
そう思った所で、玄関の扉が開いた。

「……」

相変わらず、ただいま、も無いのか。
最近の若者はこれだから……。

ところで……

「お前、大学行くのか?」

おそらくあの話をしていたとすると、高卒で士官学校行くのか、それとも大学出てからか?

「……行く」

「(なる程なぁ)」

彼奴ももう高校三年だし、女に興味はあるのだろうか?それとも顔がいいぜ〜げへへへへ、と言ってるのか(つまり余裕ぶっこいてる)……。

「(ま、そんなのどうでもいが、女遊びはたいがいにしろよ〜)」

そこで俺は家を出た。
行き先はボクシング場だ。





「おう餓鬼、お前明日からボクシング行けよ」

「……あぁ……はっ!!!???」

06→←04



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ランコ | 作成日時:2018年12月22日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。