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ジョングクとデートをしてから1週間が経った。
田舎のおばあちゃんの家にオッパと遊びに行って、今日帰って来た。
プルルルルルル
着信音が鳴って、スマホを見ると、ジミンからだった。
先日の告白以来、どう接していいのかわからず、会ってないし、連絡もとってなくて、出るか悩んで画面を見ていた。
JN「電話鳴ってるよ、ジミンからじゃん。早く出てあげなよ。」
そう言って、オッパが通話ボタンを押した。
A「ちょっ、オッパ!」
手を受話器の形にして、耳元でふりふりして、早く出なよ、と顎でシャクってくる。
もうっ!
急いで部屋に戻って、電話にでる。
A「も、もしもし?」
JM「あ、A?久しぶり。今日おばあちゃん家から帰って来たでしょ?」
なんで、知ってるんだ…、
オッパだな。
A「うん、今帰って来たところ。」
JM「そっか、長旅おつかれさま。
明日は何してる?」
A「え、明日…?」
何もないですけど。
JM「特に予定ないようだね。じゃあ、僕とデートしよう。」
A「へ?デ、デート?」
JM「そう。この前、僕が告白したの忘れたの?」
A「…」
忘れようにも、気がついたら、思い出しちゃってますけど。
JM「覚えてるみたいでよかった。
幼馴染としてじゃなく、Aのことを好きなただのジミンとして、デートしてほしくて。」
そこからは、ジミンのペースに乗せられ、まんまと明日デートに行くことになった。
相手はジミンなのに…
何着ていこう、クローゼットから洋服を引っ張り出して1人ファッションショーを開始した。
JM「おはよう。」
すこぶる爽やかな笑顔でジミンは迎えに来た。
いつも通り、朝だから若干顔がむくんでるけど。
わたしは電話を切った後、さんざんファッションショーをしたけど、
なんで今さらジミン相手に悩まないといけないんだ、と、正気に戻り、
Tシャツにスキニーといういつも通りの格好で家を出た。
JM「好きって自覚したからかな、いつも通りのAのはずなのに、キラキラして可愛く見えるよ。」
甘い表情でそんなことを言うジミンに、ドキドキさせられて、まだデートは始まったばかりなのに、なんだか先行き不安になった。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません!訂正した方が、、、、。50ページ(50話 )の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れみ | 作成日時:2021年3月29日 22時