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JM「何してんの、早くAも起きて。」
さっきまでの空気はどこへやら、
口を横一文字にむぎゅっと閉じて、わたしを起き上がらせるよう、手を引っ張られる。
JM「これ以上、俺の部屋で、しかもベッドの上で一緒にいたら、
熱、移しちゃうようなこと、シちゃいそう。」
……
ジミンの言葉の意味が分かって、顔が熱くなる。
JM「何、想像してんの？
Aのえっち。」
ニヤニヤこっちを見てくるジミン。
むかつく！糸目になってるし。
JM「まぁ、そういう訳だから、今日はもう帰っていいよ。一眠りしたら母さん帰ってくるだろうし。」
看病してくれてありがとう、と頭をよしよしされた。
JM「明日は来なくていいよ。どうせ今日もテヒョンが気をきかせたんでしょ。」
お見通しなんだな。
JM「さ、俺が自制してるうちに帰って。」
背中を押され、部屋の外に連れ出される。
JM「今日俺が言ったこと、本気だから。
俺がAのことを好きだってことは、覚えといてね。」
わたしの好きな、綺麗な歯並びを見せつけるような笑顔で、ジミンは部屋からわたしを追い出した。
その夜は、ジミンの事が頭から離れなくて、珍しくなかなか寝付けなかった。
JKヌナ、今日は何してる?
朝起きると、ジョングクからメッセージが届いていた。
ジョングクは、バイクの免許取得の費用と欲しい物があるからと、夏休み中短期のアルバイトを始めたようだ。
重労働で毎日大変なんだよ。と言いながらも、空いた時間にメッセージをくれたり、夜になると電話を掛けてくる。
A特に予定ないよ。
そう返すと、すぐに既読がついて、電話が掛かってきた。
JK「もしもしヌナ？僕とデートしよう！」
ジミンにはああ言われたけど、テヒョンって雑なところあるし、今日またテヒョンに看病を任せてもいいものか、ジミンが心配で迷う。
JK「もしもーし、ヌナ？聞こえてる？予定ないんだよね？」
A「ごめん、聞こえてる。」
JK「ヌナに会いたい、ヌナ不足で死んじゃうよ？」
たった３日前に会ったばかりなのに、ジョングクが可愛くて、笑ってしまう。
JK「あー、笑ったでしょ。ひどいなぁ。
11時にヌナの家まで迎えに行くね。」
勝手に話を進めていくジョングク。
A「わたし行くって、まだ言ってないよね？」
JK「僕がヌナに会いたい病をこじらせて、死んじゃってもいいの？」
結局ジョングクに押しきられ、デートの約束をしてしまった。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
