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A「38度もあるじゃん！大丈夫なの？寒くない？薬は飲んだ？」
JM「今までずっと寝てたから、昨日の夜薬飲んだっきり。」
A「ちょっと待ってて、お粥作ってくるから、それまで横になってて。」
急いでお粥を作って、ジミンの部屋に戻る。
A「熱いから、気を付けて食べてね。」
背中にクッションを置いて、起き上がらせる。
JM「…食べさせて。」
A「え？」
JM「だから、食べさせて。病人だからね、しんどいの。」
38度もあるんだし、そりゃそっか。
JM「やけどしないように、ちゃんとフーフーしてね。」
要望通りにフーフーしてからジミンの口に運ぶ。
餌付けしてるみたいで、ジミンが可愛く見える。
お粥を食べて、薬を飲んだジミンはベッドに横になった。
冷えピタをおでこに貼ってあげると、熱のせいか潤んだ瞳でわたしを見る。
JM「今日は、ずっとそばにいてね。僕が起きたとき、ちゃんと隣にいてよ。」
布団から手を出して、わたしの手をギュッと握りしめるジミン。
熱のせいで、心細いのかな。
ジミンの手を握り返す。
A「分かったから、ゆっくり休んで。」
そう言って、布団の上からトントンしてると、すぐにジミンは眠ってしまった。
寝顔は小さいときから変わらないな。
ジミンの寝顔を見てたら、いつの間にかわたしも寝てしまっていた。
誰かが頭を撫でてくれてる、気持ちいいな。
JM「……寝顔、変わんないね。」
ジミンの声が聞こえる。頭を撫でていた手が今度は頬を撫でる。
JM「最近、僕、ずっと変だった。
Aのことはずっとずっと大事に思ってきたし、これからもお互いを大切にしながら、ずっと変わらず過ごして行くんだと思ってた。」
わたしの頬を撫で続けながら、小さな声で話すジミン。
JM「こうなったのもジョングクのせい…」
JM「…いや、違うな、ちゃんと気付いてなかっただけでもうずっと前から…
あいつがお前にちょっかいかけるから、この気持に気付いちゃったみたい。」
JM「僕は、どうしたらいいんだろう。
Aは僕にどうして欲しい？」
寝てると思ってるわたしに１人話しかけるジミン。
その声は優しくて、でも苦しそうで。
ジミンの掌から伝わってくる体温が、わたしを落ち着かなくさせる。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
