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ヒュゥゥゥーーーー、ドーーーーーーン
バーン、ドドーーーン
花火、始まったんだ。
フゥ〜〜〜
深く息を吐き出すジョングク。
JK「いいタイミングなんだか、悪いタイミングなんだか…」
腕の力が弱まった。
JK「花火見てる間は何もしないから、一緒に花火見よ、ヌナ。」
そう言われて、ゆっくり顔を上げて空を見る。
JK「綺麗だね。」
A「うん。」
JK「ヌナとふたりっきりで花火見れて、俺すごく嬉しい。
無理矢理連れ去ったのは俺だけど、着いてきてくれてありがとう。」
A「…うん。」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。
花火の終盤、
走りまわってわたしを探したせいで汗だくのジミンが、空を見上げて彼に気づかないわたし達を見付けたことなんて知らなかった。
JM「なんで…」
そして、苦い顔でゆっくりその場を後にしたことも。
TH「もぉ〜、勝手な行動禁止。」
花火が終わり、スマホの電源を入れると、ジミンからの不在着信の数がすごいことになってた。
まずいことしたなと思って、かけ直しても繋がらない。
JK「ヒョン、ごめんなさい。はい、はい、あ、分かります。じゃあそっち行きますね。」
テヒョンと電話が繋がったらしく、近所のコンビニで落ち合うことになった。
わたし達の姿を見つけた瞬間、テヒョンが怒った。
TH「みんなで来てるのに、勝手にどっか行っちゃダメでしょ。
まんまとやられたよ。トイレするふりして抜け駆けするなんて。」
JK「すいません。」
TH「Aも、スマホの電源切ったでしょ。ジミンが心配してたんだよ。」
A「ごめんなさい。ところでジミンは？」
TH「……」
パンッ
A「痛っ！」
テヒョンにデコピンされた、しかも結構本気の。
TH「ジミンは、先に帰った。」
怒ってるはずなのに、赤くなったおでこを見て、さすってくれるテヒョン。
TH「僕達も帰るよ。
一人で花火見ることになるなんて思わなかったよ。」
ボソッとテヒョンが言ったけど、聞き取れなかった。
TH「ジョングクは、Aに触っちゃダメだからね。」
ジョングクに釘を指して、これ見よがしにわたしに寄り添い腕を組んで、歩き出したテヒョン。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
