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お昼休みギリギリに戻ってきて、

お弁当のおかずを次々に詰めこんでいくテヒョン。


A「そんなに一気に食べたら、喉につまるよ。」

心配になって、ペットボトルのお茶を手渡す。


TH「ありふぁとう。」

ごくごくと喉仏を上下させながら、また勢いよくお茶を流し込むテヒョン。


JM「で、さっきの子と付き合うの?」


TH「ぷはぁぁ〜、うん。

だから、今日は一緒にかえれない。」


自分の口を手で雑にぬぐうテヒョン。


JM「今度の子はどんだけ続くかな〜。」

わたしの鞄からティッシュを出して、テヒョンに投げるジミン。


TH「ありがとう。」

うまくキャッチして、もう一度ティッシュで口をふくテヒョン。









テヒョンはモテる、とてつもなく、ええ、そりゃあもうとんでもなく。

そして、告白されると断れない。

そんなんだから、中学の頃からとっかえひっかえの、今は何股?状態だった。






そしてある日遂に、女同士の争いが起こった。

なんで女同士って浮気した男じゃなくて、浮気相手の女を責めるんだろう。



放課後の裏庭で、お互いの髪を掴み合い、口汚く罵りあっているテヒョンの彼女たち。

そして、まるで他人事のように目の前の醜い争いを三白眼に映すテヒョン。


ジミンは呆れてそれを眺めていたけど、わたしはこのままでは怪我人がでるんじゃないかと、気が気じゃなかった。


そして、止めに入ったのが間違いだった。




A「危ないから、一旦落ち着こうよ、話し合おう。」


「はぁ?あんた、何様なの!」

「テヒョンにくっついてて、ほんと目障り!」

「ブスのくせに調子のんな!」

「幼馴染だからってなんなの!」


彼女たちの標的は完全にわたしに移り、今度は次々とわたしに口汚い言葉がふってきた。


そして、言葉だけでは足りなかったらしく、一人が掴みかかってくると、全員でわたしの方に向かってくる。





殴られると思って、思わず目を閉じる。

ドンッ


A「っえ…?」

恐る恐る目を開けると、そこにはわたしに向かってきてた女の子たちが倒れてる。


JM「おい、テヒョン、さすがに女は殴っちゃダメでしょ。

A、大丈夫?」

ジミンがわたしの肩を抱いてくれる。



わたしに手を出そうとした女の子たちを、テヒョンが突き飛ばしたみたいだ。

唖然として地面に尻餅をついてる女の子たち。



TH「俺、言ったよね?

俺は幼馴染が一番だから、それでもよければ付き合うって。」

テヒョンが女の子たちを見下ろして言う。







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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません!訂正した方が、、、、。50ページ(50話 )の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れみ | 作成日時:2021年3月29日 22時

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