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翌日の土曜日、いつものようにテヒョンの部屋に行くと、そこにジミンの姿は無かった。
A「あれ、ジミンは？」
TH「今日はまだ来てない。」
ゲームをしながらテヒョンが言う。
A「ふーん。」
昨日の今日で何言われるか分かんないし、居ないならその方がいっか。
そう思い、テヒョンの横に座った。
ピコンと音が鳴って、カトクが来たことを知らせる。
JKヌナ、昨日はありがとう!今何してるの?
ジョングクからのメッセージに自然と顔がニヤけてしまう。
テヒョンに、ニヤけてる事がバレるのが何か気まずくて、グッと顔に力を入れた。
テヒョン「……」
そして、昨日のやりとりがあったので、テヒョンの部屋にいるって正直に話していいのか迷ってしまった。
ボンッ
わたしの前にコントローラーを投げたテヒョン。
TH「はい。相手して。」
A「え、ちょっと待ってよ。」
TH「待てない、ほらスタートボタン押したよ。」
勝手にゲームを始めてしまったテヒョン。
A「もうっ」
反射的にコントローラーを握り、テヒョンの相手をする。
A「もぉいいー、おしまいっ。」
コントローラーを床に置く。
テヒョンはゲームうまいのでいつも勝てない。
祖母「お昼だよー、降りておいでー。」
おばあちゃんに呼ばれてお昼を食べに降りる。
結局お昼を食べて、またテヒョンの部屋に戻ってひたすらゲームして、夕飯を食べてまたゲームして、気が付けば１日が終わっていた。
A「待って、もうこんな時間じゃん。」
JN「うわー、時間無駄にしたー。レポートしないとダメだったのに。」
夕飯を食べに来て、そこから合流したオッパ。
JN「A、帰るぞ。」
TH「気を付けて、また明日ね。」
ゲーム画面から目を離さずにテヒョンに見送られた。
JN「ジミンがいないの珍しいな。」
A「そう？たまには他の友達と出掛けることもあるし。明日は来るよ。」
JN「ふーん、お前らいつも一緒じゃん。熟年夫婦みたいな、空気みたいな？」
A「熟年夫婦って…」
オッパの例えに笑ってしまう。
JN「ジミンと結婚するときは、ちゃんと挨拶にこさせるんだぞ。」
A「は？なんでジミン？」
JN「…えっ！
………
来るもの拒まず女とっかえひっかえのテヒョンがいいの？」
A「そんなわけないじゃん。」
でも、オッパの言う通りジミンとテヒョンは一緒にいるのが当たり前すぎて、
確かに、空気みたいな存在、かも。
あるのが当たり前で、無くてはならない存在。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
