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ずるい、そんな風に言われたら。
自分の顔が赤くなっていくのが分かった。
ジョングクが潤んだ瞳でわたしを見つめてくる。
JK「可愛い…」
ジョングクの目線がわたしの唇に移る。
JK「ヌナ…」
限界、とでも言うようにジョングクの顔が近づいてきた。
え、ど、どうしよう。自分の手に力が入る。
繋いでいる手からそれが伝わったのか、
JK「…」
ジョングクが止まった。
JK「そろそろ帰ろっか。これ以上ここにふたりで居たら、もう俺、どうなるかわかんない。」
そう言って、わたしから目をそらしてベンチから立ち上がる。
握られてた手も離されてしまった。
A「…うん。」
わたしも立ち上がりジョングクに着いていく。
ジョングクは振り返って、
JK「見えるところに居ないと守れないから、こっち。」
わたしの手首を掴んで、自分の横に立たせる。
その手はすぐに離された。
JK「夜だし、変な人がいたら危ないでしょ？」
わたしに笑いかけるジョングク。
なんだろう、今日はずっとくすぐったい。
そして、ジョングクのわたしを見る目が甘くて、わたしこそどうにかなっちゃいそう。
その公園からうちまでは、５分もかからなくてあっという間だった。
たわいもない話をしてたら、すぐにうちに着いてしまった。
JK「ヌナ、今日は俺に付き合ってくれてありがとう。
明日からまたヌナに好きになってもらえるよう頑張るから、覚悟しててね。」
挑発的な視線を送ってくる。
A「う、受けて立つ。」
JK「あはは。受けて立つって何？」
ストレートな言葉が恥ずかしくて、変な返しになっちゃったら、笑われてしまった。
JK「はぁぁ〜、まだ一緒にいたいなぁ。」
そんなことを言いながら、またわたしの両手を握って、左右にブラブラ揺れるジョングク。
されるがままのわたし。
JM「え？ジョングク？…は？…何してんのふたり…」
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
