16 ページ16
.
A「あっ、そこの角、右に曲がる。」
落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせ、自分の家へと誘導する。
A「えっと、ジョングク君は、家どの辺なの？」
少し気まずくて、何が話題を探す。
JK「ジョングク…」
A「えっ？」
JK「ジョングク、僕のことはジョングクって呼んで下さい。
あっ、グガでもグギでも…
ジョングク君は、なんか距離を感じて嫌です…。」
様子をうかがうように、視線だけわたしに向けるジョングク君。
A「わ、わかった。」
なんなの？
頭と心臓は大混乱だ。
JK「ヌナ、」
A「は、はい？」
JK「ジョングク。ほら、早く呼んで。」
A「え、今？」
JK「今。」
気のせいかな、タメ口な気がするんだけど。
JK「一回呼んだら、そのあと呼びやすいでしょ。」
たしかに。
A「それでは、失礼して…
ジョ…ジョングク…」
JK「っ……」
A「え、ちょっと何か反応は？！」
そう言って、ジョングクの方をみると、
大きな手で口元を隠していた。
それでも、顔は赤いし、目尻に皺寄ってるし、彼が照れていることは一目瞭然だった。
JK「や、なんか、思ってたよりも、クるな…」
もごもご話すジョングク。
そうやって、終始ドキドキしていたら、わたしの家がもうすぐそこに見えていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 480人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
