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JK「あっ、あの、先輩のこと、ヌナって呼んでもいいですか？」
唐突にそう言い出したジョングク君。
チラッと見上げると、目が合った。
お互い顔が赤くて、すぐ目を反らした。
A「う、うん、好きに呼んで。」
どうしよう、ジョングク君と触れまままの右側が、肩が、腕が、すごく熱い。
でも、今さら離れるのもな…
そうだ、そうなんだ。
わたしは男の子に免疫がないのだ。
ジミンや、テヒョンは別だ。あのふたりは、家族みたいなもんだし。
物心ついた頃には一緒に居て、一緒に生活して大きくなったんだもん。あれは、別。
そして、思い返すと、その別枠のふたりとしか、男の子とのちゃんとした交流はなかった。
前述の通り、わたしは至って普通の女の子だったため、言い寄ってくる男の子などいなかったし。
ジミンやテヒョンと仲良い男の子としゃべったことや遊んだこともあるものの、基本的にはあのふたりをかいしてやり取りしていた。
だから、男の子とこんな至近距離で触れ合うことなんてなかったし、そんな経験したことないから、ドキドキして顔が赤くなってしまうんだ。
そんなどうでもいいことを考えながら、顔の熱が冷めるのを待つ。
JK「ヌ、ヌナはジミン先輩と付き合ってるんですか？」
A「へっ？」
思わず変な声が出てしまった。
A「え？なんでジミン！？付き合ってるわけないよ。ジミンは家族みたいなもんだもん。」
驚いたおかげで、顔の熱も冷めた。
けど、
JK「そっかぁ、そうなんですね。」
嬉しそうに緩むジョングク君の横顔を見てしまったら、また顔に熱が戻ってきた。
え、なにその顔。
目尻に皺が寄って、口元が緩んで、ふにゃんととろけそうな甘い笑顔。
えっと、恋愛経験０だけど、これは、自惚れてしまいそうなんですけど。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (
レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません！訂正した方が、、、、。50ページ（50話 ）の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2021年3月29日 22時
