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それから、移動教室のときや、お昼休み、掃除時間、登下校の時など、ちょこちょこ後輩くんたちに出くわした。
会うたびに挨拶してくれて、ホソク君が喋って、ジョングク君が横で相づちを打っていた。
話す回数が増えてくると、ジョングク君の人見知りもマシになったのか、普通に会話をしてくれるようになった。
A「最悪だ。こんな日に傘忘れるなんて。」
朝は降っていなかったのに、昼過ぎから降りだし、帰ろうと靴箱で靴を履き替えたら大粒の雨。
ジミンは風邪で休んでていないし、テヒョンもデートでいない。
止むの待つか、近くのコンビニまで走るか、そんなことを考えてると、
JK「先輩…?」
A「あっ!ジョングク君、今帰り?」
JK「はい、先輩もですか?」
A「そうなんだけど、傘忘れちゃって…、止むの待とうかなぁって考えてたとこ。」
JK「そうなんですか。
…あの、もし嫌じゃなかったら、一緒に入っていきますか?」
そう言って、遠慮がちに傘を差し出すジョングク君。
A「え?いいの?」
JK「先輩さえ、良ければ、是非!」
A「それはこっちの台詞だよぉ、ありがとうジョングク君。」
ジョングク君の少し大きめの傘に入れてもらい、歩きだした。
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れみ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね(>_<)すぐに修正いたします。 (2021年4月12日 12時) (レス) id: bcf67d4572 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - あと、その下の『前を向いてそう言ったジョングクの耳も少し赤くなっていた。』もジョングクになってます。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - すみません!訂正した方が、、、、。50ページ(50話 )の中間あたりの『そう言うジョングクの頬も少し赤くなっていた。』はジョングクではなくジミンですよね、、、、。 (2021年4月12日 1時) (レス) id: c382985e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れみ | 作成日時:2021年3月29日 22時