7-youside ページ8
Aside
先輩に早く荷物纏めて来いって言われてぱぱっと荷物を纏めた
服はスーツだし物にも余り興味がないからリュックひとつ分で荷造りは完了
あとは..
お父さんとお母さん、おばあちゃんの写真
これだけは絶対に手放せない
見守っててね
その写真をぎゅっと抱き締めた
ふぅと1回息を吐くと
TS「早くしろ！」
と先輩からのメール
わたしは急いで部屋を後にした
.
.
.
TS「よし。着いたぞ。」
「大きいですね」
TS「そりゃな。ダンスレッスン室やジムとかその他諸々入ってるよ。」
「へぇ」
TS「ほんと興味無さそうだよな。行くぞ。」
ぐっと不安に押しつぶされそうになる
恐る恐るソコへと足を踏み入れた
「お邪魔します」
TH「待ってたよー！！」
犬みたいな人が抱き着いてきた
「あの、離れてください」
TH「あ、名前言ってなかったよね？僕テヒョン！」
JN「おいおい、俺ら世界的アイドルだよ？名前知らないやつなんて..」
TS「それがなあ。知らないんだよ。」
JN「どうして？！こんなイケメン集団なのに？！」
何を言っているんだこの人は
JN「しょうがない、自己紹介するね。僕はキムソクジン。ジンって呼んでね！」
NJ「僕はキムナムジュン。ナムとかRMって呼んでください。」
JH「僕はチョンホソク！ホソクって呼んで！」
JM「僕はジミンって呼んでー！」
YG「..ユンギ」
JG「...」
JN「グク。名前教えてあげなさい。」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ああ、あれは機嫌が悪そうだった人か
グクだったっけ？
JN「ごめんね。あいつはグク。改めて宜しくね！」
「宜しくお願いします。」
TS「よし、俺は仕事があるから地下室はお前らが案内しやって！じゃ！」
JN「ちょ、マネヒョン！！！」
そう言うと先輩は部屋を出て行った
地下室どこだろう。
「あの、ジンさん。地下室教えてください。」
JN「あ、うん！こっち！俺もあんまり行ったことないから詳しくないけど..」
TH「僕も着いてくー！」
案内された地下室はコンクリートの壁で少しホコリっぽい
でも、寝るには充分
JN「え、荷物それだけ？！」
「え、はい」
TH「女の子はキャリーケース3つ分くらいあるんじゃないの？」
「それは一般的な女性です。私は何も興味ないので」
TH「何も興味ないの？！じゃあ、僕のこと興味持って貰えるように頑張るね！」
.
.
ああ、興味など湧かないのに
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作者名：nu- | 作成日時：2021年10月8日 20時
