自称男嫌いの私 (ページ2)

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自称男嫌いの話2 ページ2

～講堂～

さっきのこと、絶対生涯忘れることできねえわ。

と、思いながら、自分の席を見たら、なんと、両隣とも女子ではありませんか！！！！よっしゃぁぁぁぁきたぁぁぁぁぁ神様ありがとうううううううう！！！！

自分の席に行くと、美女がいるではないか！

…

という展開を望んでいたのですが、

片方の隣男やんけ！！！！！

ん？でもなんとなく同じ匂いがするけど…んんん？？

??「あ、君もしかして私の隣？」

ん？？？女の声？

え？え？え？

『え、あ、はい』

??「私はアンバー。エムボって呼んで！」

…女の人？

聞きたいけど聞きづらいから、あえて無視しよう。

エムボ「あ、やっぱみんな同じ反応してる！私女なんだ！でもよく男と間違えられるんだよね…」

だからか、なんか同じ匂いがするなぁって。あ、ほんとに匂い嗅いだわけじゃないよ？

『でもかっこよくていいと思いますよ！』

エムボ「ほんと？ありがとう！！！」

『わっ！ちょっ！！』

なんか抱きつかれてる？！

…なんかアメリカ人っぽい？

韓国語も時々、「ん？」ってなるときもあるし…この人外国人？

『もしかして、外国人ですか？』

エムボ「うん！私は台湾系アメリカ人！よくわかったね！」

『なんか、接し方がアメリカっぽいなぁって』

エムボ「あ、ついアメリカの感覚が出ちゃったか。私は留学でここに来てるんだ。実は、みんなと少し年齢違うんだ」

『そうなんですか？』

エムボ「うん、92lineだよ！」

え！もっと若いかと思ってた！！！

若く見えるって素晴らしい！！！！

エムボ「めっちゃ驚いてるねwもしかして老けてみえた？」

『いやいや！！！私と同じくらいかと思ってました！すごいですね！若く見えるって素晴らしい！』

エムボ「君面白い子だねwwwあ、年齢は違うけど同じ学年だからタメ口でいいよ！」

今のどこが面白い要素があったのかわからないけど、まぁそれは無視する。んー、一応年上だからなぁ

『え、でも、』

エムボ「いいんだよー、私アメリカ人だし、フレンドリーにしてくれた方がいいよ！」

『…うん！わかった！』

エムボさんめっちゃいい人やん