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ごめんねとありがとうと大好きと 貴方sido ページ16
剣城「まーた泣いてんのか。A」
いつも君はそうだよね。
僕が泣いてるとき、悲しんでるときに来てくれる。
A「剣城くん！僕、思い出したよ。うん、君があの少年だったんだね」
剣城「よく忘れててくれたなぁ･･･？」
A「ひっ、すいません！」
だって･･･
A「あの頃の少年がこんなにかっこよくなってたら、分からないよ！」
剣城「っ///うっせぇ///」
あれ･･･？
剣城くんが照れた。
A「僕、ずっとあの少年に言いたいことあったんだ･･･」
剣城「何だ？」
うん。
敬意もへったくれもないね。
A「いきなり消えてごめんねと、優しくしてくれてありがとうと、ずっと大好きと、全部全部言いたかった！」
剣城「もう一度聞くぞ？」
A「うん」
剣城「もし俺があの少年だったら、先輩は俺のこと･･･好きになりましたか？」
A「もちろん！あの頃の少年じゃなくても。剣城くん･･･いいや、京介くんが大好き！」
剣城「･･･俺だって。あの頃から好きになってた」
A「これからよろしくね！京介！」
剣城「ああ」
僕達の恋は始まったばかりだ。
剣城「俺が恋したのは生意気な貴方ですよ？先輩？」
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