口を開けばラフレシア (ページ8)

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緑谷side

上鳴「まずヤオモモはビキニだよな、、絶対。」

真っ先に予想しだしたのは上鳴くん。
あたりの男子もあ～、と頷いている。

峰田「いやでも、モノキニも捨て難い、、、」

一人でブツブツと呟いている峰田くんは
放っておいて瀬呂くんが口を開く。

瀬呂「耳郎あたりは露出少ないの着てきそうだよな。」

上鳴「アイツは胸が小さいからな、、、」

そう呟いた上鳴くんに切島くんが顔をひきつらせる。

切島「多分それ本人に言ったら殺されるぞ、、、」

僕もそう思う、、と思いつつ
未だ静かなかっちゃんの方を見る。

爆豪「カエルはワンピース。
丸顔はフリル。」

途端真顔で言い放ったかっちゃんに若干凍りつく空気。

瀬呂「お前、、、意外としっかり考えてんじゃねぇか」

瀬呂くんがそう言うと
テメェらが考えろって言ったからだろうが！
とキレていた。

でも案外いい線をいっていそうで何か嫌だ、、、

切島「芦戸あたりは派手なの着てそうだよな」

瀬呂｢ヒョウ柄みてぇなやつ？｣

そこまでは言ってねぇけど、、、と言葉を濁している
切島くんに上鳴くんが続ける。

上鳴｢それなら葉隠も結構大胆なの着てそうだよな｣

尾白｢まぁ見えないからね、、、｣

尾白くんのつぶやきに苦笑していると。

轟｢朝霧は、、、｣

意外な人物が口を開いた。
途端に男子更衣室がざわめきで包まれる。

緑谷｢轟くんがこういう話に乗るなんて珍しいね｣

轟｢そうか？｣

うん、凄くレアだよ、、、
そう言えば朝霧はすぐ思いついた、とこぼした。

上鳴｢え、なに！めっちゃ気になる！｣

轟くんは興味津々で身を乗り出す彼らを一瞥して
口を開いた。