真実の愛は海の底に

解説 ページ23

一応完結しました。


分かりにくいところを解説していこうと思うので
自分の解釈で楽しみたい方は見ないことを
おすすめします。


まず、愛海がプレゼントされたペンダント。


これは、海の魔女が声を奪ったペンダントと美女と野獣の薔薇がモチーフです。


ちなみに、ペンダントに込められた呪いには
アナと雪の女王の内容も少し入れています。


美女と野獣では、薔薇が落ちきる前に真実の愛を
見つけなければ人の姿には戻れない。


海の魔女との契約は、声を奪われ、3日以内に王子とキスできなければ海の魔女の下僕となる。


アナと雪の女王では、真実の愛がないとアナは
凍って死んでしまう。



これらを掛け合わせた内容にしました。



どれも真実の愛、がテーマになっていたので
それを主に物語を展開させています。


それと、あのペンダントは真実の愛だけに
反応する探知機のようなもの。


例えば、デュースから玻璃への愛でも呪いは
解けていました。


つまり、玻璃が言った性別に対する縛りは嘘です。
あれは、エースをペンダントから放す為の虚偽。


ただ、年齢に対する縛りは事実。


これは、エースも骨董屋のお婆さんから聞き出していたので真実だと知っていました。


これは、アリエルの年齢が16歳であることから
きています。


そして、玻璃の誕生日。
それはちょうど最後の猶予の日でした。


つまり、エースやデュースがそれよりも前の日に
作戦を決行しようとしていたら、玻璃は止めることが
出来ませんでした。


そして、愛海が誕生パーティーに行く時
申し訳なさそうにしていたのもここからきています。


玻璃は遠慮して自分の誕生日を周りに告げていませんが
愛海は自分だけが祝われていいものか、と内心悩んでいました。


そして玻璃の誕生日を知らなかったエースとデュースは
まさか玻璃が16歳という縛りに
当てはまっているとは思わず、ギリギリまで
彼女の作戦を見破れませんでした。


これが、ペンダントに関する一連の出来事です。

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