クルル曹長の妹は甘いもの好き9【ケロロ軍曹】 (ページ31)

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二人は怖がって後退りをして、

ｻｯ
私の後ろに隠れた

『ちょっと隊長、夏美。あんまりグイグイ押さないでくれるか？』

ケロロ「ケェロォ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
夏美「うぅ.....」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダメだこりゃ.....

「ゆるせない.....ゆるせない」

幽霊レディはそう呟きながらこっちをじっと見た

夏美「ちょっと待ってよ！私が何したっていうの？」

夏美は涙を浮かべながら幽霊レディに質問した

「これまであんなにイタズラしたのに......ちっとも気がついてくれませんでした......」

ケロロ「イタ.....ズラ？」

隊長の頭に父ちゃんのカツラがかぶってあった。つけヒゲも付けて

夏美「少しは空気読みなさい！」

夏美はふざけている隊長を踏んだ

『クックックッ♪』

「あぁまたそうやって私のことを忘れて楽しそうに.....」

ケロロ「楽しくないであります！」

隊長は頭に怒りマークを浮かべて幽霊レディに怒鳴った
確かに、隊長はただ痛い思いをしただけで楽しくねぇな....

「いつもそうです。あの南の島の時だって」

ケロロ「南の島？」

『カル？』

「私.....ついて行って何度もおどかしたのに.....」

夏美「そっそうだっけ？」

《そんなこともありましたねぇ〜》

再現映像には夏美と幽霊レディが同じ方向を向いている映像が.....つーか隊長達私と兄貴ドロロ先輩と合流する前、南の島でバカンスしてたんだな

『.....』ﾌﾟｸｰ

なんかズルい

「お祭りの時にはガンプラにうちわだって持たせたのに.....」

ケロロ「そっそうなんでありますか？」

《今となってはいい思い出です》

そういやガルルの手紙読む時、持ってたな。あの時は隊長も洒落たことするなって思ったけど.....幽霊レディの仕業だったんだな

「ゆるせない.....ゆるせない〜！！！」

ケロ.夏美「「ぎぃやぁぁぁぁぁ」」

ｶﾞｼｯ
『にょ？』

隊長は私の手を掴んだ瞬間、

夏美「うわぁぁぁぁ」
ケロロ「ゲロォォォォォ」
『にょー.....』

幽霊レディから逃げるように走ったが、幽霊レディは追いかけてきた.....ダメだ。離れたいけど力が出ねぇ....裏ー。早く来てーヘルプミー

裏side

ギロロ「夏美ィ〜！A〜！」

モア「おじ様ァ〜！」

ギロロ「夏美ィ〜！A〜！」

モア「おじ様ァ〜！」

二人はダウジングを構えて周りを歩いていた
私はただお兄ちゃんのパソコンを見ているだけだった