クルル曹長の妹は甘いもの好き9【ケロロ軍曹】

415. ページ16

【桃華＆夏美 V作戦発動！ であります】




《バレンタイン前日の夜。ケロロ軍曹はいきなり団子に失敗していた頃》

『zzz』ｽｰｽｰ

《って寝てるし.....ちょっとー何かやらない「ｸﾞﾆｨ」？》

クルル「クックック〜 静かにしてくれよ。やっと寝たとこなんだからな。まぁ命かけられるんなら起こすの止めねぇけどな」

《あ....すっすみません》

クルル「懸命な判断だな......」



















《そして2月14日》

『はいコレ。妹チョコ』

クルル「ククッ♪サンキュ」

『じゃあ他に渡す奴がいるから届けてくる』

クルル「おう。気をつけろよ」

私はヘルメットを被り、ソーサーに乗った

『いってきまーす』

クルル「いってらっしゃーい」ﾌﾙﾌﾙ←手を振ってる

ﾋﾞｭｰ
クルル「.....よし 尾行するか」

《え！？》

クルル「Aは誰に本命チョコを送るのか気になるからな。ここは兄として調べる必要がある」ｶﾁｬ←謎の武器

ﾋﾞｭｰ←フライングボード











『えーと この時間に起きてるやつといえば......』

ﾋﾞｭｰ
ｽﾀｯ
ドロロ先輩と東谷小雪が住んでる水車小屋

ｶﾞﾗﾗ
『たのもー』

ドロロ「！A殿！」

『はいコレ』

ドロロ「これは.....」

『昨日言ってたチョコ。いわゆる後輩チョコだな』

ドロロ「ありがとうでござる。ちょっと待つでござる」

『？』

ドロロ「拙者もバレンタインの贈り物が.....」

そう言ってドロロ先輩は小屋に入っていった

『ﾊｯ』ﾋﾟｷｰﾝ←何かを察知した

ドロロ「はい。拙者からのいきなり団......ご？」

誰もいない

ドロロ「あれ？......書置きが」

ﾋﾟﾗｯ
〈今日中に他に渡すやつがいるから帰る〉

ドロロ「.....嵐のように去っていったでござるな」










『ふぅ いきなり団子持っていったら隊長がどんな反応になるのか知りてぇけど、私のラボに何故か沢山あるんだよな』

〈Aは甘いもの好きだからいきなり団子貰ってくれるよね？ね？〉

『断ったんだけど.....きっと寝てる間に入れられたんだろうな...ﾊｧ』

クルル「(だからAのラボに大量のいきなり団子の箱があったんだな.....後で隊長たちの所に置いとくか)」←5m離れてAに気づかれないように見守ってる

『......』

なんかさっきから見られてる気が......ﾊｯまさかストーカー！？.....いやいやこんな私についてくるストーカーなんて余程の物好きだろ

クルル「(次誰に渡すんだ？)」←物好きなストーカー

416.→←414.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す