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ケロロ「じゃ!早速ホトトギス殿に鳴いて貰うであります!
え?持ってきたの?
ケロロ「さっ!どうぞ」
隊長がホトトギスに鳴くように頼むが、
〈.......〉
ケロロ「ケロ?」
《鳴きませんねぇ.....》
黙っているだけだった
ケロロ「どうしたの!?ほら!早く鳴いて!」
冬樹「急にこんなところに連れてこられて戸惑ってるんだよ」
ごもっとも.....
ケロロ「ん〜.....じゃあAちゃん ちょっと鳴いて」
『え?』
隊長は私にマイクを渡した
『じゃあちょっと......』
スー.....ハー.....
『......』
ケロロ「どっどうしたでありますか?」
『ごめん。ホトトギスの鳴き声ってどんな鳴き声だっけ?』
ズコー
あれ?兄貴以外全員ずっこけた
クルル「ククッ♪」
ケロロ「知らないなら最初に言うであります!」
『クークックック♪』
ごめんなさい( ̄∇ ̄*)ゞ
ケロロ「もー仕方ないでありますなァ。んじゃ次はギロロ。ちょっと鳴いてみて」
ギロロ「おっ俺か!?」
ケロロ「埋蔵金を見付け出す為であります!」
『はい先輩』
スッ←バトンタッチ
私はギロロ先輩にマイクを渡した
ギロロ「こっここここんな感じか?ホーホケキョ」
声太っ!
クルル「そんな野太い声のホトトギスはいないぜェ。クック〜」
兄貴がそう言うと、ギロロ先輩の顔は夕日以上に真っ赤に染まった
『ホトトギスにも失礼だな.....あと、』
ギロロ「ホーホケキョ....ホーホケキョ....『それホトトギスじゃなくてウズイスじゃね』え?」
ギロロ先輩はピタリと止めて、こっちを見た
クルル「ウグイスの鳴き声は知ってたんだな」
『うん。前、日向秋と桜見に行った時にウグイスの鳴き声って教えてもらった』
今気づいたのかギロロ先輩はさらに顔を真っ赤にさせ、うずくまってしまった
あーあ。拗ねちゃった
ジェシカ「どうも引っ掛かるわね.....」
冬樹「え?」
ジェシカ「暗号文はところどころ文字が消えかかっていたのよね?ホトトギスじゃないのかもしれない。例えば 【宇宙怪鳥ホトトギラス】」
ケロロ「おー!」ポンッ
そういえばホトトギスのギとスの間が消えていたような.....
確かにそんな怪鳥いたな!
カタカタカタ
カチッ
クルル『「こういう奴だな。ほれ」』
私と兄貴は宇宙怪鳥ホトトギラスの画像を見せた
その姿は赤い羽に緑の頭、そして口から火を吹いていた。
ジェシカ「そうそう」
冬樹「あらぁ.....」
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ありす - 夢主ちゃんがタママのいいお姉ちゃんみたいで癒されました (2023年4月2日 0時) (レス) id: 2790e4a03a (このIDを非表示/違反報告)
アマメ(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます! (2023年3月29日 9時) (レス) id: 908328f7af (このIDを非表示/違反報告)
ありす - アマメさん 面白いです応援します! (2023年3月29日 0時) (レス) id: a07ba30c17 (このIDを非表示/違反報告)
アマメ(プロフ) - 坂田銀糖さん» ありがとうございます!! (2022年9月25日 14時) (レス) id: 908328f7af (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新ありがとうございます! (2022年9月25日 14時) (レス) @page1 id: e34d2b11bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アマメ | 作成日時:2022年9月25日 9時