クルル曹長の妹は甘いもの好き19【ケロロ軍曹】 (ページ5)

今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:12,356 hit

893. ページ5

そこにはこう記されていた、

『〈コンドルが赤く染まる時、ハチドリの背にのってホトトギスの声を聞け〉......何コレ？冬樹わかる？』

冬樹「ううん。全然意味がわかんない」

私と冬樹がそんな会話をしていると、

ケロロ「だから頼んでんじゃん！名探偵なんだろ？埋蔵金の在り処の一つも分かんねぇのかよ！」

『は？』

口悪っ！

冬樹「埋蔵金？さっきから変なことばっかり言って......軍曹一体どうしちゃったの.....」

ｶﾞｯ
『？』

隊長は私の首に腕を巻き、

ｶﾁｬ
銃を私の頭に押し付けた

冬樹「！？Aちゃん！！」

ケロロ？「動くな！」

冬樹「！」

ケロロ？「動くとコイツの頭ぶち抜くぞ。そうなりたくなかったらつべこべ言わずに暗号を解いてくれねぇかなァ？え？日向冬樹さんよォ」

冬樹は突然のハプニングに困惑していた。
すると、

ｽﾞﾄﾞﾝ
ケロロ？「！？」ｻｯ

冬樹「うわァ！？」

突然、光線が出て、隊長？は私を人質にしながらも軽やかに避けた

ケロロ？「テメェは！！」

あの服装は.....

？「宇宙インターポール一級特殊捜査官！ジェシカ・ハーピィ！大人しく人質を解放しなさい！そして正体を見せなさい！ヴァイパー！」

冬樹「ヴァイパー！？」

『にょ？』

え？ヴァイパー？

ケロロ？「くっ.....ふっふふふ…」

隊長？が不気味に笑った瞬間、

ｷﾞｨｨｰ
ケロロ「ゲロ！？」

ギロ.クル「「！A！」」

あ、本物.....兄貴とギロロ先輩、そして宇宙警察のポヨンが来ていた。

ケロロ？「ﾌﾝｯバレちまっちゃあしょうがねぇ.....」

そいつは顔のマスクを剥がした

ヴァイパー「いかにも.....俺様は怪盗ヴァイパー！」

うっわぁ〜......

ケロロ「ゲロォ！？ヴァイパーですとォ！？」

ヴァイパー「因みに貴様達が倒したヴァイパーの父方の祖母の妹の息子の嫁の従兄弟の孫だ！」

は？

《ヴァイパー(遠い親戚)》

ポヨン「なっなんと！34の惑星で107の罪を犯した貴方が！指輪泥棒だったのかポヨ！？」

ギロロ「貴様、その手を離せ」

ヴァイパー「ハーッハッハッハッ！こいつは俺達と一緒に来て、埋蔵金探しを手伝ってもらう！」

ﾌﾞﾁｯ
ケロロ「あっあのぉ〜.....それはやめた方が.....」

ヴァイパー「？」

ｽｰ
私は両腕を大きく前に出し、そして、

『ふんっ！』ｽﾞﾄﾞﾝ

思いっきり、ヴァイパーの腹に肘打ちをした

ヴァイパー「ｺﾞﾊｯ」