クルル曹長の妹は甘いもの好き19【ケロロ軍曹】 (ページ27)

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「そっか！アレを夏美に使えばいいんだ！」

『にょ？』

《やっと気がついたねぇ》

何？何が......

猫が持ってきたものはインスタントカメラだった。
なんだ。アレってカメラの事だったのか.....
私と猫は玄関の前に立った。

「いくよ.....」

『おっおう』

「ｽｰ......すいませーん！夏美ー！」

猫は大声で夏美を呼んだ。すると、

ｷﾗｧｰ
猫の体が光りだした。タイムリミットだな

「やだ.....戻っちゃう！そっそんな.....後もうちょっとなのに.....」

猫はアタフタしながらも入り口にカメラを置き、

ｷｼｭｯ
「隠れよう！」

私の手を掴んで植木鉢の影に隠れた瞬間、

ｼｭｰ
「にゃ〜......」

猫は元の姿に戻ってしまった

ｶﾞﾁｬ
夏美「......？」

夏美が出てきたが、本人は誰もいないことに気づき、声の主を探し始めた。

『「......」』ｸﾞｯ

猫は私の頭に乗り、黙って見ていた
そして、

ﾊﾟｼｬ
夏美「！？」

シャッターがおりた

『「にゃっ／よし！」』ｸﾞｯ

夏美グットタイミング！

夏美「これウチのカメラじゃない！なんでこんなところに......」

小雪「夏美さーん！おまたせ」ﾆｺｯ

ｼﾞｰ
東谷小雪が来た瞬間、カメラから写真が出てきた。

ﾋﾟﾗｯ
夏美.小雪「「？」」

写真が落ちたことを見計らい、

ｻｯ
猫は急いでくわえ、私は猫に合わせて素早く逃げた

小雪「？」

夏美「猫......A？」

夏美.小雪「「？」」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ﾁﾗｯ
ギロロ「.....」

うっわ夕方になってもあの顔になってる....ﾊｧ

『ギロロ先輩』
「にゃぁ」

ギロロ「ﾊｯ.....お前達か.....すまんが暫くは一人にしといてくれ」