クルル曹長の妹は甘いもの好き19【ケロロ軍曹】

904. ページ16

ジェシカ「あ！袋から出しちゃダメ！」

ケロロ「ゲロ？なんで？......あ！」

袋から出た瞬間、金塊は煙を出し、溶け始めていた。

ジェシカ「トロンクワガンの金は地球(ペコポン)の大気に触れると消滅してしまうの！」

ケロロ「ゲロォ！？」

完全に無くなってしまった
あーあ

冬樹「あー.....」

ケロロ「我輩達の.....これまでの苦労は.....一体.....」

二人はショックを受けガッカリした。

ﾎﾟﾝｯ
ジェシカは二人の肩を支えた

ジェシカ「元気を出して？貴方達は金塊なんかよりももっと素晴らしい宝物を手に入れたじゃない！」

「「え？」」

ジェシカ「友情という宝物よ！」ﾊﾟﾁｯ

なんかあったか知らないけど、冬樹は隊長のおかげで助かったらしい。

冬樹「あはは.....」

ケロロ「友情で.....ガンプラは買えないであります....」

『....私達の場合は.....』

クルル「兄妹としての絆が深くなった？......」

ﾆﾔﾘ
クルル『「ククッ」』ﾊﾟﾝｯ←ハイタッチ

《こうして 埋蔵金は手に入らなかったものの ますます友情を深めたケロロ軍曹と冬樹くんなのでした！》

冬樹「ところで軍曹 トイレはもういいの？」

ケロロ「ゲロ？あ それはもう済ませたであります」

冬樹「え？いつの間に.......」

隊長は黙って赤くなった。それに察した冬樹は青ざめてしまった。

冬樹「まっまさか......酷いよ軍曹ー！！」

《これがホントの臭い仲。なんちて》




その頃本部では、

？「ガルル先輩！今日も絶好調でしたね！いい写真が撮れました」ﾆｺｯ

ガルル「それは良かったですね......(Aさんに見て欲しかったな....)」

「あ！いたいた！ガルルさーん」

ガルル「ガル？」

「ガルルさん宛に郵便でーす！ハンコかサインお願いします」

ガルル「はっはい」

ﾎﾟﾝｯ
ガルル「ご苦労様です」

「いえいえ」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

？「誰からですか？」

ﾋﾟﾗｯ
ガルル「！(Aさんから！)」ｷﾞｭｯ

？「あ (A先輩からだ)」

ガルル「えっと.....ん？写真」

ﾋﾟﾗｯ
ガルル「お”っ！？」

？「？どうしました？ガルル先ぱ......おぅ......」

←女装のギロロ伍長

〈隊長の作戦で女装したギロロ先輩。メイク担当したけど、ギロロ先輩って意外に肌ツヤがいいんだな〉

？「これってガルル先輩の弟さん.....ですよね？」

ガルル「......ん？(ちょっと待て。Aさんがメイク担当？っと言うことは.....ギロロの肌を触ったのか！？Aさんが！？)」

905.→←903.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す