番外編【中尉を渋々看病】 ページ35
いつもと同じ暇な一日が始まる矢先に一本の連絡が届いた
なんと本部でガルル中尉が高熱にも関わらず寝もしないで仕事をしているとの事
『えー なんで私があいつを看病しねぇといけねぇんだよ』
大佐「〈それが.....ガルル中尉何を言っても寝てくれなくて......でもお嬢の言うことならガルル中尉も聞いてくれるから〉」
『だったら麻酔でもなんでも使って眠らせればいいだろ?軍人の自己管理がなってねぇ奴に看病なんか出来るか』
大佐「〈.....でもホントに苦しそうだったよ〉」
『え?』
あのガルルが?
大佐「〈何度もお嬢の名前呼んでたよ。きっと体も心も疲れてるはずだよ。お嬢に会っても話もしていないから.....見かけたとしてもお嬢隠れちゃうし.....〉」
はァ?なんで私に会えなかっただけで......っていうか、これってもしかして私のせい?
『.....ハァわかったわかった。行くよ』
大佐「〈すまないね。任せちゃって〉」
『言っとくけどアイツの風邪が治るまでの看病だぞ。無断欠勤じゃねぇから』
大佐「〈分かってる。ケロロ軍曹には私から伝えておくよ〉」
『んー...』
プツン
『.....風邪でも食べやすい料理ってなんだっけ?』
カタカタ
『えっと.....粥にうどん、すりおろしたりんご、スポドリ......ん?』
〈風邪を引いた相手は不意に甘えたくなるもの。相手の好感度をあげるチャンス!ポイントは今までの相手に対しての行為が嘘のように優しく看病することです!〉
『......アホらし』
カチッ
ケロロ「ゲロォ〜 A一人だけ本部に行くなんてなんでありましょう?」
『すまねぇな隊長。2、3日かそれ以上は帰ってこねぇかもしれねぇ』
ギロロ「そうか.....本部からの命令だ。余程のことがあったに違いない」
タママ「確かにA先輩の荷物がいつもより多いです」
ドロロ「きっとA殿愛用の武器が沢山あるに違いないでござる」
いや 確かに余程のことだけど......しかもリュックの中全然違うものだし......
夏美「必ず帰ってきてね」
いやそんな戦場に行くような言葉をかけなくても.....
クルル「クークックックッ。なんかあったらいつでも連絡しろよ」
『あ うん 兄貴』
キラァー
本部のUFOが頭上に来て、連れていかれる感じで宙に浮いた
『じゃあな』
ドサッ
『ったく。大袈裟なんだよ。アンタ隊長に何伝えたんだよ』
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アマメ(プロフ) - ゼレビィさん» ご指摘ありがとうございます!直しました! (2022年6月30日 4時) (レス) @page19 id: 908328f7af (このIDを非表示/違反報告)
ゼレビィ - ページ19のところ、夏美とケロロのところ、逆になってますよ (2022年6月29日 22時) (レス) @page19 id: 87c4baef62 (このIDを非表示/違反報告)
アマメ(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ありがとうございます!ドロロも好きなのでつい絡ませてみました! (2022年6月3日 8時) (レス) id: 908328f7af (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - 続編おめでとうございますm(*_ _)mギロロもいいですが、ドロロとの絡みも愛おしいです…! (2022年6月3日 8時) (レス) id: 7e59e19b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アマメ | 作成日時:2022年6月3日 5時