クルル曹長の妹は甘いもの好き13【ケロロ軍曹】

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【ケロロ ケロケロマシン猛レース であります】




《のどかな休日。その日の夏美ちゃんはちょっぴり退屈していました》

私は珍しく夏美の部屋で過ごしていた。ほんとに珍しく...←普段は滅多に入らない

夏美「ねーA〜。何か面白いことない？」

『私に聞いていいのか？』

夏美「やっぱりいい」

『あら残念。イッシシシ』

ﾋﾞｭｰ
夏美「？」

夏美は音がして目を細めて床を見ると、

夏美「ボケガエル！？」

掃除機とショートケーキの車で走っている隊長とタママくんだった

ケロロ「タママくん そんなマシーンで我輩のスイトールくんゼータに勝てると思うのかね」

タママ「僕のスイートタマママーク2を甘く見ないで欲しいですぅ！」

自分の部屋でカーレースをしているのに怒った夏美は

夏美「人の部屋で何やってんのよアンタ達！」

ﾊﾞｺｰﾝ
スリッパで攻撃した。

ケロロ「ぎゃーあ 夏美殿に見つかってしまったでありますぅ！」

タママ「ぎゃーあ 一先ずここは退却ですぅ！」

棒読み....

ﾄｯﾄｯ
私は静かに夏美の部屋を出た

夏美「こーらー！待ちなさーい！」

『兄貴おまたせ』

クルル「ククッ おう」

夏美「？クルル？」

私は兄貴が乗っているマシンに乗ろうとしたが.....

ｸﾞｸﾞｸﾞｯ
届かない....

ｷｼｭｯ
『にょ？』

ｸﾞｲｰ
兄貴が手を掴んで引っ張ってくれた

『ありがと』

クルル「おう(可愛いな)」

なんで嬉しそうなんだろ？

クルル『「ク〜クックックック。ポチっと」』ﾎﾟﾁｯ

ｽﾞﾄﾞｰﾝ
夏美「キャア────！！へ？うぇええええ！？」

ミクロイド光線を浴びた夏美はどんどん小さくなっていった

夏美「なっ何よこれぇ！？」

日向家全体がサーキット化していた

ケロロ「ゲロゲローリ ようこそ ケロロサーキットへ！」

夏美「アンタ人ん家に勝手にこんなもん作って！」

ケロロ「夏美殿 レースで勝負であります」

夏美「レース？」

私と兄貴も小さくなっていた
隊長は持っていた銃をスリッパに向けて撃つと、

夏美「すっスリッパが！！」

スリッパがバイクの形に変形した

ケロロ「夏美殿専用マシーンでありますよ」

クルル「クックック〜」

『隊長が持ってる「ぶっつけボコボコレース銃」は全ての物をミニサイズの乗り物に変えちまうのさ』

ケロロ「このマシーンで我輩と勝負であります」

隊長は夏美を指さし、勝負を仕掛けた

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