0.始まりは ページ1
中学1年生_冬休み
私の名前は秋野小春
なんとなーく外に散歩しに家を出た
ここは人通りも少なくて
暖かくて
お気に入りの場所なんだけど
見 ら れ て い る
自意識過剰な訳じゃない。取り敢えず一旦泣きたい。叫びたい。
私は約3分位前から熱い目線を後ろから浴びている
よしプラスに考えよう
無理だ
怖くて走れないし
もういっそ後ろ見たいわ
?「...あのさ、君ー...?」
背後からの声
いやぁっはっは誰カナー?
私以外に誰かいたよね?ね?
?「...ねぇ、ちょっと、そこのキノコヘット」
小春『あ" ぁ ?』
私は断じてキノコヘットではないが振り返る
私はキノコヘットじゃないけどね
キノコヘットじゃないよ
あ、...あれ?
てっきりマスクにサングラスに
フードの不審者かと思ったら
普通に可愛い小学生の男の子...?
おまけにバリバリ生意気な
?「あ...自覚してたの...?」
小春『何の用だ小僧』
?「小僧じゃねぇし
お前の背中にカメムシついてるって言おうとしたんだよ」
小春『冗談だと言うんだ小僧』
?「...」
小春『.................まじ...?』
コクンと小僧が頷いた0.75秒後
小春『ぅいやぁぁぁぁぁ』
私の奇声が響いた
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作者名:こまめ | 作成日時:2018年2月4日 23時