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ガタン!
エレベーターが急に止まる
「きゃっ」
咄嗟にピーターを守るような体制になる
「ここって止まるとこ?」
スミーがいう
いや違うよね
と言おうとするとまた、エレベーターが後ろに下がる
フックたちがさっきのところをみる
そこにはさっき落とした人達が
「戻せ〜!戻せ〜!」
と言ってエレベーターを戻そうとしている
否戻している
「ご苦労だね!」
「そんなこと言ってる場合か!」
私のボケにフックがツッコム
今度はピーターの方を見て
「予定変更だ!ここから飛んでいけ!」
するとピーターは船と下を交互に見る
「どうした?招待状でも待っているのか?」
早くしろと言わんばかりに言葉を発する
やっぱりはっきり言った方が良いんじゃ…
「高所恐怖症だ…」
あ、はっきり言った←
するとフックがピーターの方を見て
「何?!飛べるだろ!」
「飛んだの昨日が初めて」
「ならまた飛ぶんだな!じゃなきゃ一貫の終わりだ!」
どうしようとは思うもののピーターの見方をする
「そんなに言わなくたっていいじゃない!ピーターだってまだこどもなのよ!?」
が、フックも負けじと言い返す
「ならお前が飛んでくれるのか?!」
勿論と言いたいところだが
大人(男)+子供(男)をもてるほど力がある
わけでも無い
大人、しかも男を二人もつのは無理だ
「…」
黙り込んだ私を見てさらに嫌みを言ってくる
「春は良いだろうよ!黒ひげのお気に入りなんだからな!許してくれるだろうよ!」
小さい頃から差別を受けてきた私にはとても悲しい言葉だった
パンッ
乾いた音が聞こえる
私がフックの頬を叩いたのだ
するとフックを殴り返そうとするが
スミーの言葉で収まる
「喧嘩は後にしてくれないかな?!」
確かに…今はこの状態をなんとかしなきゃ
必死に考えを巡らせるが名案は浮かばない
だがピーターは何かが思いついたようで
スミーから剣を奪…ゲフンゲフン貸りる←
「スミー!剣を貸して!」
「何を考えてるのか分からないけど頑張って!」
そういいピーターを上にあげる
ピーターは始め縄を切ろうとしていたが
今度は違うことをし始めた
するとエレベーターは下に落ちながら船の帆を破りながら船に到着
「ねぇ!船動かせるの?!」
「動かすしかないだろ!スミー!ロープ!」
ロープを外したのを確認し
「坊主!」
と言いピーターがロープを外した
船が揺らついたが少し安定すると
「よぉし!船出だ!」
と言った
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美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか? (2018年2月20日 7時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヘアリー | 作成日時:2018年2月19日 18時